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　吉林省檔案（文書）館は25日、同館所蔵の舊日本軍関係の文書89件を公開した。これらの文書には、▽舊日本軍が中國を侵略した際、占領(lǐng)區(qū)で設(shè)立した慰安所▽731細(xì)菌部隊に特別移送され、人體実験の対象となった（舊）ソ連のスパイ▽南京大虐殺の発生時および舊日本軍によって占領(lǐng)された後の南京の狀況▽瀋陽に収監(jiān)された英米の捕虜▽日本の中國東北部への移民▽労働者の強制連行▽抗日聯(lián)軍――などの內(nèi)容が含まれており、日本の侵略者が犯した犯罪行為が記録されている。

吉林　舊日本軍の中國侵略に関する資料をまとめた書籍出版

　吉林出版集団、吉林省檔案（資料）館はこのほど長春で、舊日本軍の中國侵略に関する資料をまとめた書籍「鉄証如山――吉林省新発掘日本侵華檔案研究」の出版式典を行った。

舊日本軍関係の文書89件を公開

新発見の日本軍文書：慰安婦が日本政府の行為だった

　吉林省公文書館が新たに掘り起こした中國侵略関連の日本軍文書は、日本軍による戦時中の慰安婦強制連行が日本政府の行為だったことをはっきりと示している。

日本軍文書：南京大虐殺で南京の人口が80萬人近く減少
　吉林省公文書館で最近、南京大虐殺の記録を含む日本軍の中國侵略に関する文書が見つかった。同文書によると南京大虐殺前後の2カ月半で南京地區(qū)の人口は113萬人から34萬5000人へと78萬5000人減少していた。
吉林省　舊日本軍が戦後に廃棄しきれなかった文書を公開
　文書には、大虐殺の慘狀を記載した當(dāng)時の新聞、大虐殺発生後の南京市の治安、警備保安機関の設(shè)置狀況の報告などが含まれる。

日本軍資料：中國人労働者の強制徴用、奴隷的酷使
　12歳の少年工を強制徴用、労働者を殘酷に搾取、虐待、処刑、鉄條網(wǎng)で隔離、拘禁?監(jiān)視……當(dāng)時の日本軍文書は、中國人労働者を強制徴用し、むごい扱いをした日本侵略者の犯罪行為を克明に記録している。

舊日本軍が殘した公文書の発掘?利用の意義と歴史的価値

　歴史の真相は消し去ることができない。日本の右翼は近年、「侵略の定義は定まっていない」、「慰安婦は必要だった」、「南京大虐殺は虛構(gòu)である」といった言論を繰り返している。彼らがここまで事実を歪曲できる重要な原因のひとつに、戦後に大量の文書が故意に廃棄され、証拠が殘っていないことが挙げられる。
歴史を蘇らせ、日本の右翼の噓とでたらめを暴く

歴史を尊重し、反ファシズム戦爭の勝利の成果と戦後の國際秩序を守る
　歴史を尊重することで初めて未來に向かうことができる。第2次世界大戦中、日獨伊のファシズム國家による侵略は、人類に未曾有の被害と災(zāi)難をもたらし、61の國と地域、20億人以上が戦爭に巻き込まれた。
　カイロ宣言、ポツダム宣言などの國際法的効力を持つ文書を枠組みとし、戦後の國際秩序が確定され、世界に比較的長い平和がもたらされた。
　これらの行為の最終的な目的は、日本が侵略戦爭を発動した歴史を否定し、國際法の権威に挑み、戦後の平和憲法の束縛から脫し、第2次世界大戦以降に形成された國際秩序を破壊することだ。

歴史を心に刻み、困難の中で自彊不息?民族復(fù)興の力を得る
　遅れをとるとたたかれる。自強のためには発展あるのみ。120年前、日清戦爭が勃発し、清朝政府は「馬関條約」（下関條約）に調(diào)印、土地を割譲し、賠償金を支払い、國民は大きな屈辱を味わった。83年前、舊日本軍が満州事変を発動し、中國東北部の128萬平方キロメートルの國土が占領(lǐng)された。3千萬人あまりが國を失い、東北は日本の傀儡政府が統(tǒng)治する暗黒時代に入った。77年前、盧溝橋事件が勃発し、舊日本軍は全面的な中國侵略戦爭を発動。8年間にわたる辛く苦しい抗日戦爭が始まった。