貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州平塘県の窪地にある、直徑500メートルの球面電波望遠(yuǎn)鏡（FAST）が竣工し、深宇宙の秘密の探索を開始することが25日に発表された。

中國(guó)の天文學(xué)者は1994年に、この「天眼」と呼ばれる球面電波望遠(yuǎn)鏡の構(gòu)想を打ち出し、事前研究から竣工まで22年の月日が費(fèi)やされた。これは中國(guó)が獨(dú)自の知的財(cái)産権を持つ、世界最大口徑の、最も感度の高い電波望遠(yuǎn)鏡だ。

正式に竣工した「天眼」は、電波望遠(yuǎn)鏡の直徑100メートルという極限越えを?qū)g現(xiàn)。この望遠(yuǎn)鏡はサッカー場(chǎng)30個(gè)分の受信面積を持ち、獨(dú)エフェルスベルク電波望遠(yuǎn)鏡の感度の約10倍、米アレシボ天文臺(tái)の総合性能の約10倍に達(dá)する。「天眼」は137億光年以上離れた場(chǎng)所からの電磁信號(hào)を受信し、その観測(cè)範(fàn)囲は宇宙の縁にまで達(dá)する。

「人民網(wǎng)日本語版」2016年9月26日