陝西省西安市の朱雀広場でこのほど、合同企業(yè)説明會が開催され、趙彥蘋(45)さんが忙しそうに煎餅(中國風(fēng)クレープ)を作る姿があった。同日は1個5元(約82円)の煎餅が普段よりもたくさん売れたという。西部網(wǎng)が報じた。
実は趙さんはここで9年間、身寄りがない高齢者や身體障害者、困っている人などに毎日、無料で煎餅を提供してきた。9年の間にどれほどの煎餅を配ったのか、趙さんは、「數(shù)えたことがない」といい、毎朝地下鉄に乗って煎餅をもらいに來る身體障害者の男性もいるという。同男性は趙さんにその日の新聞をくれるという。
仕事が見つからず、手持ちのお金ももうすぐなくなるというある大學(xué)卒業(yè)生に、趙さんは煎餅を渡していた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月3日
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