第20回上海國(guó)際映畫祭が17日に開幕した。「Our Time Will Come」に代わって、デンマークのビレ?アウグスト監(jiān)督がメガホンを握り、中國(guó)の劉亦菲（リウ?イーフェイ）がヒロインを演じた「烽火芳菲」（The Chinese Widow）がオープニングフィルムとして上映された。しかし、オープニングセレモニー終了後に同作品が上映されている途中、観客の多くが突然退出するという何とも気まずい狀況になり、空席なしの大盛況となった昨年のオープニングフィルム「コールド?ウォー2」とは対照的な狀況となった。一方、映畫館?美琪大戯院（マジェスティックシアター）では、日本映畫「晝顔」の公式上映が行われ、600人収容のホールが満席になっただけでなく、外にまで數(shù)百メートルの長(zhǎng)蛇の列ができるほどの大盛況となった。そして、ファンらが靜かに並んで、舞臺(tái)挨拶に登場(chǎng)する西谷弘監(jiān)督やヒロインの上戸彩と主演男優(yōu)の斎藤工を一目見ようと待っていた?！笗冾啞工?、映畫ファンが選んだ「オープニングフィルム」と揶揄する聲も上がった。

美琪大戯院の外で取材を行うと、ドラマ「晝顔」のファンで、映畫版を首を長(zhǎng)くして待っていたという人が大勢(shì)いた。そして、チケットが手に入らなかったため、筆者の持っていたチケットを見て、「売ってくれないか？」と、いろんな年齢層の人に聞かれた。上戸彩や斎藤工を一目見たいというファンや、映畫版の結(jié)末をどうしても知りたいというファンもたくさんいた。さらに、オープニングフィルムを見るのではなく、「晝顔」の公式上映に駆けつけたという映畫評(píng)論家も少なからずいた。2014年に放送されたドラマ「晝顔」は、既婚の男女が不倫関係に陥り、それぞれの家庭が崩壊するストーリー。大膽なテーマと細(xì)かいところにまで気を配った表現(xiàn)で、社會(huì)現(xiàn)象まで起こした。それから3年が経ち、西谷弘監(jiān)督や上戸彩、斎藤工らは、舞臺(tái)挨拶に登場(chǎng)し、中國(guó)のファンと20分にわたって交流した。あまりの人気ぶりに、チケットが入手困難になるのもうなずけた。

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年6月21日