北京辺境（出入國(guó)）総ステーションはこのほど、便利な新サービスを発表し、先週土曜日（19日）より、電子パスポートと搭乗券を攜帯している中國(guó)人は出國(guó)便搭乗口のセルフ出國(guó)審査ゲートでそれらをスキャンするだけで、わずか10秒で出國(guó)手続きが完了するようになった。セルフ出國(guó)審査サービスが限られた航空會(huì)社の利用客にしか適用されなかった問題が、これで解決した。

北京首都空港第3ターミナルビル內(nèi)の出入國(guó)審査場(chǎng)では、係員が出國(guó)便搭乗口のセルフ出國(guó)ゲートを利用するよう、旅客に呼びかけていた。パスポートを読み取り機(jī)の上に置き、搭乗券のQRコードを読み取らせると、2秒後には機(jī)械が必要情報(bào)の収集を完了させる。その後、セルフ出國(guó)審査ゲートで行われる、パスポートと指紋の読み取り、顔認(rèn)証といった全てのプロセスが、最短10秒で完了する。旅客の出國(guó)手続きはこれですべて完了し、係員による検査を待つという従來の長(zhǎng)い待ち?xí)r間から解放される。

セルフ出入國(guó)審査システムは、昨年8月19日に運(yùn)用が開始されてから、出入國(guó)旅客と乗組員延べ30萬人以上の出入國(guó)審査を行ってきた。だが、適用対象者に制限があったことから、従來のシステムは、中國(guó)國(guó)際航空、南方航空、東方航空、海南航空に搭乗して出國(guó)する旅客のセルフ出國(guó)手続への対応に限られ、海外航空會(huì)社のフライトを利用する中國(guó)人旅客は利用対象外だった。また、利用プロセスにおいて、フライト情報(bào)は航空券情報(bào)を情報(bào)源としていたため、旅客のチェックイン情報(bào)の正確度が低く、一部の旅客が正常に利用できないという問題が発生していた。

一方、 旅客フライト情報(bào)セルフ収集システムは、旅客のセルフ手続きから集められたフライトナンバー情報(bào)と旅客の出入國(guó)情報(bào)を紐づけることで、旅客の予測(cè)情報(bào)を完備することから、中國(guó)の電子パスポート、電子香港?マカオ通行証、電子香港?マカオ住民往來大陸通行証、電子臺(tái)灣住民往來大陸通行証（電子臺(tái)灣同胞証）、登録済みの香港?マカオ通行証および香港?マカオ住民往來大陸通行証を所持している人は、スムーズに同システムを通じて手続きを済ませ、よりスムーズな出入國(guó)審査サービスを受けることが可能となった。

「人民網(wǎng)日本語版」2017年8月22日