第13期全人代第1回會(huì)議は20日午前に閉幕を迎え、政府活動(dòng)報(bào)告に関する決議草案や中華人民共和國(guó)監(jiān)察法草案などの採(cǎi)決を行った。また閉幕後には、李克強(qiáng)國(guó)務(wù)院総理が人民大會(huì)堂の金色ホールで國(guó)內(nèi)外の記者と會(huì)見を行い、その質(zhì)問に答えた。

○改革開放について

「中國(guó)は今後も自由貿(mào)易を支持し続ける。改革開放は國(guó)策の基本。中國(guó)の改革開放に新たな変化が生じるとすれば、それはその門戸がますます開くこと。中國(guó)経済は世界経済に深く融合しており、門戸を閉めることは自ら道を遮るのに等しいからだ」

「5年前、一般旅券の手続きと出國(guó)手続きを簡(jiǎn)略化した結(jié)果、出國(guó)延べ人數(shù)は當(dāng)時(shí)の年間7千萬人から昨年は1億3千萬人以上にまで増加した。その多くが海外で旅行し、消費(fèi)している。このように中國(guó)の開放は細(xì)部や分野だけでなく、より遠(yuǎn)くや全體を見る必要がある。當(dāng)然ながら開放は雙方向で相互に行われるものであり、2人乗りのボートのように、1人だけの力では前に進(jìn)めない。2人が力を合せてこそ、前に進(jìn)み続けることができる」

○朝鮮問題について

「中國(guó)は朝鮮半島の非核化実現(xiàn)と安定した平和を保つために最大限の努力を払ってきた。中國(guó)は各方面の誠(chéng)意ある行動(dòng)と一日も早く朝鮮半島の核問題を交渉のテーブルに戻し、朝鮮半島の非核化と安定した平和に新たな進(jìn)展が得られることを希望している。これはまた関係する各方面だけでなく、世界にとっても良いことだと言える。朝鮮半島は中國(guó)の近隣であり、中國(guó)の利益にも直接関わってくるため、その関心の高さは當(dāng)然のことだ」

○中國(guó)の雇用問題について

「過去5年間の中國(guó)経済は合理的なレベルを維持してきた。なかでも6千萬人以上の新規(guī)雇用は注目すべき點(diǎn)であり、十分な雇用を確保し続けた。雇用は各世帯にとって非常に重要な問題であり、働き手がいなければ、世帯の生計(jì)は成り立たない。我々は人々の立場(chǎng)に立って考え、各級(jí)政府も雇用を念頭に、その責(zé)任を擔(dān)っていかなければならない」

○中國(guó)の発展と外交について

「中國(guó)のこれまでの発展は平和的な國(guó)際環(huán)境の中で得てきたものであり、將來的に現(xiàn)代化を?qū)g現(xiàn)していく上でも平和的な國(guó)際環(huán)境が必要となる。2點(diǎn)強(qiáng)調(diào)したいのは、1つは中國(guó)が拡張することはありえないという點(diǎn)。発展途上國(guó)である中國(guó)は拡張する意志は無い。今後、強(qiáng)大になったとしても、國(guó)が強(qiáng)くなれば必ず覇を唱えるという道を歩むことは無い。2つ目は中國(guó)はやるべきことに集中して力を盡くすということ。ここ數(shù)年、総理の立場(chǎng)から中國(guó)が発展においていまだ困難と挑戦を數(shù)多く抱えていることを深く認(rèn)識(shí)している。諸外國(guó)の訪問と國(guó)際的な外交活動(dòng)は世界と周辺環(huán)境における安定した平和を?qū)g現(xiàn)するためのものであり、さらには中國(guó)の発展にとってウィンウィンとなるチャンスをより多くの手に入れるためだ。その點(diǎn)について我々ははっきり認(rèn)識(shí)していると言える」

○中米関係について

「中米が貿(mào)易戦爭(zhēng)を繰り広げた場(chǎng)合、雙方にとって何のメリットも無く、勝者もいない。しかも『戦爭(zhēng)』という言葉を使い貿(mào)易を形容とした場(chǎng)合、貿(mào)易の原則にも背くことになる。貿(mào)易は協(xié)商と交渉、対話で解決するものであり、中國(guó)は雙方が理性を保ち、感情により物事を進(jìn)めることなく、貿(mào)易戦爭(zhēng)を回避することを希望している」

○中日関係と訪日について

「中日関係の改善にはそのムードだけでなく、揺るぎ無さと見識(shí)の高さが必要となる。中日両國(guó)の指導(dǎo)者が相互訪問することは中日関係を正常な狀態(tài)に立ち戻らせることに役立つが、より重要なのはやはり中日関係の基礎(chǔ)をしっかり固めることで、一度限りの取引をするようなわけにはいかない。中日両國(guó)の関係が小春日和のような改善を見せているというならば、いかにして三寒四溫のような変化を防ぐかを考えるべきだ」

「最近、中日関係は確かに改善の兆しが見え始め、安倍首相からは幾度となく訪日への招待を受けている。私自身も中日関係改善の兆しが続く現(xiàn)狀において、今年上半期に行われる中日韓サミットの開催にあわせて日本の正式訪問を前向きに考慮している」

（編集TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月20日