畫像は中國侵略日本軍南京大虐殺遇難同胞紀(jì)念館の微信公式アカウントから

中國侵略日本軍南京大虐殺遇難同胞紀(jì)念館は11月29日、微信（WeChat）の公式アカウントで、「當(dāng)館は最近、周萬栄さんが南京大虐殺の犠牲者だったことを新たに確認(rèn)した」と伝えた。同日午前、犠牲者の名前が表記されている同紀(jì)念館內(nèi)の「嘆きの壁」に周さんの名前が刻まれた。これで、名前が表記されている犠牲者は1萬665人となった。中國新聞網(wǎng)が報じた。

事件當(dāng)時まだ10歳だった周さんの娘?陶秀華さん(舊名?周成■、■は女へんに弟)によると、1937年12月14日早朝、舊日本軍の兵士4‐5人が銃を持って家の近くに來て、父親の周さんら4‐5人が見つかってしまい、連れ去られた。陶さんは、5歳だった妹と泣きながら、熱河路から▲江門（▲はてへんに邑）まで追いかけたものの、兵士らに銃を使って追い返されたという。陶さんが周さんを目にしたのはそれが最後だったという。

紀(jì)念館は公式アカウントで、「82年が過ぎ、周さんの生前の寫真を手に入れることはできておらず、彼の姿を知ることはもうできないものの、彼と、彼が経験した災(zāi)難を私たちが忘れることはない」と綴っている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月30日