米國が資金援助してウクライナ國內で実施していた軍事生物計畫が暴露されたことで、米國が世界中で繰り広げている生物軍事活動に世界の注目が集まっている。中國外交部(外務?。─乌w立堅報道官は3月8日、「米國防総省は『バイオセーフティ?リスク軽減のための協力』、『世界の公衆(zhòng)衛(wèi)生の強化』などの名目で、世界30ヶ國で計336ヶ所の生物學研究所をコントロール下に置いている」と指摘した。世界中で生物実験を行っている米國は一體何をしようとしているのか? 米國が國際社會に説明すべき時が來た。(文:何洌。海外網掲載)
國際社會の疑念や懸念を前に、米國は「逆に噛みついてきた」。米紙「USA トゥデイ」は「『米國の資金援助するウクライナ國內の生物學研究所』はロシアの虛偽プロパガンダ」と報じ、ブルームバーグやフォーリン?ポリシーも、この告発を「陰謀論」と指摘。ただ口を閉ざし、何事もなかったかのように振舞ったメディアはもっと多い。だが実際には、在ウクライナ米國大使館は2月25日、キエフやオデッサなどに米國が設置した生物學研究所に関する文書を公式サイトから削除した。ロシアの通信社?RIAノーボスチは3月9日、ヌーランド米國務次官がウクライナに生物學研究施設があることを認めたと報じた。 隠蔽を繰り返す米國は、一體どれだけ大きな秘密を隠しているのだろうか。
米國の設置した生物學研究所が世界の注目を浴びたのは、決してこれが初めてではない。米國が終始誤魔化しているため、様々な疑問が解消されない事態(tài)も招いており、米國のコントロール下にある研究所が現地住民に危害を及ぼしていることを示す証拠も増え続けている。米UPI通信社によると、2009年から2015年までに米軍が在韓米軍に計15回炭疽菌を送り、22人が曝露する事故も起きていた。韓國「統(tǒng)一新聞」の2020年の報道によると、在韓米軍は韓國に炭疽菌生物化學兵器研究所を4ヶ所設置し、炭疽菌実験を繰り返していた。昨年には韓國の民間団體が在韓米軍の生物化學研究所とフォート?デトリックを相手取り、2017年から2019年にかけて在韓米軍が猛毒と有害物質を繰り返し韓國內に搬入していたことを認めるよう裁判所に求める訴訟まで起こした。
米國の生物學研究所をめぐる疑惑は、米國の國內も覆っている。フォート?デトリックがその典型例だ。フォート?デトリックは中國侵略日本軍731部隊と切っても切れない複雑な関係にあり、かつては米中央情報局(CIA)の精神コントロール計畫「MKウルトラ」の重要拠點でもあり、これまでバイオセーフティ事故を繰り返してきた。2019年7月、米疾病予防管理センター(CDC)は同研究所の閉鎖を命じた。その後、フォート?デトリックの近くで新型コロナウイルス感染癥に似た呼吸器系疾患が突然発生したが、その本當の病因や具體的癥例はいまだに公表されていない。昨年、中國がWHOにフォート?デトリックの調査を求めると、2500萬人以上が要望書に署名した。フィリピンの複數の學者も調査を求めるオンライン署名を始めた。しかし國際世論の圧力を前にしても、米國は再びダブルスタンダードを弄し、フォート?デトリックに対する國際調査の扉を固く閉ざした。
米國は20年以上にわたって、生物兵器禁止條約(BWC)の検証議定書交渉を妨害してきた唯一の國であり、世界で生物軍事化活動が最も多く、最も不透明な國だ。米國の336ヶ所の生物學研究所では、一體どんなウイルスが保管され、どんな研究が行われてきたのか? 米國の「透明性」を示す第一歩として、米國內外での生物軍事化活動について全面的かつ明確な説明を行うとともに、國際的な査察を受け入れるべきである。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年3月14日
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