中共中央政治局は27日午後、中華文明源流探求プロジェクトの深化に関する第39回集団學(xué)習(xí)を開催した。新華社が伝えた。

習(xí)近平総書記は集団學(xué)習(xí)で、「中華文明は悠久の歴史を持ち、豊かで奧深く、中華民族の獨特な精神的アイデンティティであり、現(xiàn)代中國文化の根幹であり、全世界の中國人を結(jié)びつける精神的紐帯であり、中國文化の革新のための秘蔵の寶である。中華民族はその長い歴史的過程において、自彊不息の決意と意志をもって、世界の他の文明とは異なる発展の道を歩んだ。中華文明の五千年余りの発展の歴史を深く理解し、中國文明史の研究を深め、全黨と全社會が歴史的自覚を強化し、文化的自信を確固たるものにする後押しをし、中國の特色ある社會主義の道を確固不動として歩み、社會主義現(xiàn)代化國家の全面的建設(shè)と中華民族の偉大な復(fù)興のために団結(jié)?奮闘する必要がある」と強調(diào)。

「中華文明源流探求プロジェクトなど重要プロジェクトの研究成果により、我が國の百萬年の人類史、一萬年の文化史、五千年余りの文明史が実証された。中華文明源流探求プロジェクトは著しい成果を収めたが、依然として任重くして道遠しであり、引き続き推し進め、絶えず深めていかなければならない。中華文明源流探求プロジェクトは文明の定義と文明社會の認定について中國の案を示し、世界文明の起源研究に獨創(chuàng)的貢獻を果たした」とした。

習(xí)総書記はまた「中華文明の起源研究を、中華文明の特質(zhì)や形態(tài)など重要な問題の研究と結(jié)び付け、中華文明の起源が明示する中華民族共同體の発展方向と中華民族の多元的一體としての進化構(gòu)造を深く研究?詳説し、仁愛や民本を重んじ、誠信を守り、正義を崇め、和合を尚び、大同を求める中華文明の精神的特質(zhì)と発展形態(tài)を研究?詳説し、中國の道の深い文化的蓄積を明らかにする必要がある」と強調(diào)。

「優(yōu)れた中華文化は中華文明の知恵の結(jié)晶と精華であり、中華民族の根源と魂であり、我々が世界の文化の激動の中でしっかりと立つうえでの礎(chǔ)である。我々はマルクス主義の基本原則を中國の具體的現(xiàn)実や優(yōu)れた中華文化と結(jié)び付け、絶えずマルクス主義の中國化と現(xiàn)代化を推し進め、中華の優(yōu)れた伝統(tǒng)文化の創(chuàng)造的転化と核心的発展を推進する」とした。

また「中華文明は古來より開放的?包摂?shù)膜胜长趣鞘坤酥椁?、他文明との交流や相互參考の中で絶えず新たな生命力を奮い起こしてきた。平等、相互參考、対話、包摂という文明観を発揚し、広い心で異なる文明の価値認識を理解し、異なる國の人々の自らの発展路線の探索を尊重し、文明間の交流によって文明間の溝を乗り越え、文明間の相互參考によって文明間の衝突を乗り越え、文明間の共存によって文明間の優(yōu)越を乗り越え、中華文明の持つ全人類共通の価値観を発揚し、人類運命共同體の構(gòu)築を後押しする必要がある」と強調(diào)した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月30日