今年5月の中國(guó)の対外貿(mào)易データが7日に発表された。それによると、輸出入総額の前年同期比成長(zhǎng)率は0.5％となり、4月の8.9％から大幅に低下し、特に輸出は同0.8％低下した。しかしアナリストは、「數(shù)字の急落は中國(guó)の対外貿(mào)易の競(jìng)爭(zhēng)力が弱まったことを意味するものではない」との見(jiàn)方を示す。

対外貿(mào)易成長(zhǎng)率の急落は、比較の対象となる前年同期の基數(shù)の高さと関係がある。昨年5月の成長(zhǎng)率は9.6％と高かった。

國(guó)際市場(chǎng)の変動(dòng)も原因の1つだ。世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）はこのほど発表した報(bào)告書(shū)「物品貿(mào)易バロメーター」の中で世界の物品貿(mào)易バロメーターを引き上げ、第2四半期（4-6月）のグローバル物品貿(mào)易情勢(shì)は好転するだろうとの見(jiàn)方を示したが、グローバル経済の行方を占う「カナリア」とされる韓國(guó)のデータを見(jiàn)ると、グローバル貿(mào)易はまだ楽観視できる狀況ではないという。

公式の統(tǒng)計(jì)によれば、5月の韓國(guó)の輸出は同15.2％減少し、輸入は同14％減少した。ここからインフレ水準(zhǔn)の高止まり、ロシア?ウクライナ紛爭(zhēng)の長(zhǎng)期化?激化などの影響により、グローバル経済の回復(fù)は足下がまだしっかりしていないため、貿(mào)易成長(zhǎng)も制約されていることがうかがえる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年6月8日