中國では現(xiàn)在、「スタンプラリー」が人気を集めている。マニアたちの多くは、スタンプを集めることは単なるコレクションに留まらず、思い出を集めることだとみなしているようだ。そんな中、武漢地下鉄は今月4日から、約2ヶ月間にわたる「スタンプラリー」を打ち出した。駅の付近に名所がある6駅でスタンプを押すことができるようになっている。

武漢地下鉄5號線の司門口黃鶴樓駅の外にある「赤壁」は、観光客に大人気の名所。そこでは、北京の「故宮」とよく似た赤い城壁と樓閣「黃鶴樓」の「ツーショット」を撮影することができ、雅な雰囲気と近代的な雰囲気が見事にマッチしている。

9月に武漢市の中南民族大學(xué)に入學(xué)した寧夏回族自治區(qū)出身の馬丹さんは、入學(xué)手続きを終えた後、家族と一緒に武漢を観光したという。馬さんは、「観光しながらスタンプラリーをすると、セレモニー感を楽しむことができる。スタンプを通して、歩いた道や見た風(fēng)景を記録できる。その過程で、街の歴史について理解を深め、見聞を広めることができるので、武漢に対する理解をいち早く深めることができた」と話している。

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月6日