「中國(guó)全土砂漠化対策計(jì)畫(huà)（2021-30年）」の全文がこのほど発表された。同計(jì)畫(huà)は今後一定期間の砂漠化対策の全體的アプローチ、活動(dòng)の重點(diǎn)、目標(biāo)任務(wù)を明確にした。砂漠化対策の全面的、科學(xué)的、體系的、持続的な実施及び質(zhì)の高い推進(jìn)に役立つ。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

第18回黨大會(huì)以降、中國(guó)の砂漠化対策が顕著な成果を上げた。累計(jì)で2033萬(wàn)ヘクタールの砂漠化対策任務(wù)を遂行し、全國(guó)の対策可能な砂化土地の53％が対策が取られた。全國(guó)の砂漠化土地面積は4モニタリング期間連続で減少し、重點(diǎn)対策エリアでは「砂が進(jìn)み人が退く」から「緑が進(jìn)み砂が退く」への歴史的な変化が実現(xiàn)された。

同計(jì)畫(huà)は、今後一定期間の全國(guó)砂漠化対策の目標(biāo)任務(wù)を明確にした。2025年までに砂化土地対策任務(wù)を約680萬(wàn)ヘクタール遂行し、砂化土地閉鎖保護(hù)面積を約200萬(wàn)ヘクタールにする。30年までに砂化土地対策任務(wù)を約1240萬(wàn)ヘクタール遂行し、砂化土地閉鎖保護(hù)面積を約600萬(wàn)ヘクタールにし、全國(guó)の対策可能な砂化土地の67％の対策を行い、砂漠化対策で決定的な進(jìn)展を遂げる。

同計(jì)畫(huà)は全體構(gòu)成において、砂化土地の空間分布、対策方向の類(lèi)似性、地域的な集中などの要素を総合的に考慮し、中國(guó)の砂化土地を干ばつ砂漠及びオアシス、半干ばつ、青蔵高原（チベット高原）寒冷地、沿海?川沿い濕潤(rùn)などの砂化土地タイプエリアと、23の対策エリアに分けている。

國(guó)家林業(yè)草原局荒漠化対策司の孫國(guó)吉司長(zhǎng)は、「砂化土地の分布の特徴や水資源の許容力などに基づき、同計(jì)畫(huà)は7ヶ所の重點(diǎn)建設(shè)エリアを決定した。うち內(nèi)蒙古（內(nèi)モンゴル）東部及び北京?天津?河北の山間部?丘陵地、庫(kù)布其（クブチ）砂漠及び毛烏素（ムウス）砂地、河西回廊及び阿拉善（アラシャン）高原の3エリアを優(yōu)先対策エリアとし、各地の実情を踏まえて、砂漠化対策を強(qiáng)化する。古爾班通古特（グルバンテュンギュト）沙漠及びオアシスエリア、塔克拉瑪干（タクラマカン）砂漠及びオアシスエリア、柴達(dá)木（ツァイダム）盆地及び共和盆地、西蔵（チベット）「2江4河」河谷の4エリアを優(yōu)先予防エリアとし、砂化土地の保護(hù)を中心に行い、対策を補(bǔ)完とする」と説明した。

同計(jì)畫(huà)は、グリーン生態(tài)砂産業(yè)を適度に発展させると打ち出した。孫氏は、「砂漠化対策による富の創(chuàng)出と緑?所得の同時(shí)増加の連攜を堅(jiān)持する。生態(tài)を保護(hù)する上で水資源の條件が許される前提で、光?熱?土などの資源を利用し、節(jié)水、低炭素、環(huán)境保護(hù)型の特色ある砂産業(yè)を適度かつ秩序正しく発展させる。農(nóng)家と遊牧民の増収を促進(jìn)し、貧困脫卻の成果の基礎(chǔ)固めと農(nóng)村振興をサポートする。また8大砂漠?4大砂地で砂漠自然公園の建設(shè)を重點(diǎn)的に行う。生態(tài)を守った上で、生態(tài)観光を適度に発展させ、人々の日増しに高まる美しい生態(tài)環(huán)境への需要を満たし、地域経済?社會(huì)の発展を促進(jìn)し、人々の砂漠化対策及び生態(tài)保護(hù)の意識(shí)を高める」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年9月15日