資料寫真

第6回中國國際輸入博覧會（輸入博）が11月に上海市で開催される。運営を擔(dān)當(dāng)する中國國際輸入博覧局によると、今回の博覧會は見所が非常に多くあり、自動車や技術(shù)裝備から食品、農(nóng)産物に至るまで、世界初?アジア初?中國初となる新製品が數(shù)多く登場するという。

第6回輸入博の食品?農(nóng)産物展示エリアの責(zé)任者を務(wù)める応健氏は、「中國とエクアドルなどの國との間で自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）が締結(jié)されたことにより、多くの國の農(nóng)産物が輸入博を通じて中國市場に入るようになる。食品?農(nóng)産物関連の海外の政府系機関50近くが、海外の中小企業(yè)を組織して中國を訪れ輸入博に出展する予定で、その數(shù)は歴代最多を更新するだろう」と説明した。

応氏によると、こうした中小企業(yè)がビジネスチャンスをつかみ、取り引きを成立させるため、今回は食品エリアに初めて約500平方メートル規(guī)模の「中小企業(yè)貿(mào)易マッチングエリア」を設(shè)置し、中國國內(nèi)のEC、スーパー、飲食といったルートの専門のバイヤーを招待し、出展する中小企業(yè)と貿(mào)易のビジネスマッチングを直接行うようはたらきかける。

一部の食品メーカーも手ぐすねを引いて待ち構(gòu)えており、博覧會で食品業(yè)界の畫期的な技術(shù)をお披露目する予定だ。応氏は、「博覧會の食品展示エリアに自社の『データ専門家プラットフォームシステム』を出展する食品會社がある。このシステムは世界最先端の技術(shù)を利用して養(yǎng)豚場の運営狀況をリアルタイムで管理?分析することができるほか、自動的に豚の健康狀態(tài)を分析して飼料の配合を最適化することもでき、チェーン全體にわたる栄養(yǎng)管理が実現(xiàn)するというものだ。また米國の企業(yè)で自社のスマート工場の模型を食品展示エリアに持ち込むところもある。市場のニーズやフロントエンドでの調(diào)達などを自動的に判斷して、二酸化炭素（CO2）の排出量を削減することが可能だ」と明かした。

これまでの博覧會で人気があった自動車展示エリアは、今回は「新製品ラッシュ」を迎える予定だ。米國の國寶級スーパーカーと言えるコルベットの初のハイブリット車、シェブロンの電動ピックアップトラックなど複數(shù)の車種が中國で初めて公開される。今回の自動車展示エリア責(zé)任者の田國壯氏は、「今年の自動車展示エリアは計畫では約3萬平方メートルに上り、これまでに世界の有名自動車メーカー40社以上が出展を申し込んだ。その中には世界のトップ500社に入るメーカーも20社以上あり、割合は50％を超える。注目されるのは、完成車展示ブロックでは、新エネルギー自動車の割合が70％前後に達することだ。これまでは約50％にとどまっていた」と説明した。

田氏は、「今回は完成車メーカー以外にも、自動車産業(yè)の川上から川下に至るサプライチェーンの最新の製品?技術(shù)が非常に多く登場する」と明らかにした。

また今回は技術(shù)裝備展示エリアで、デジタル?インダストリアル、グリーン?低炭素、集積回路（IC）、人工知能（AI）の4大テーマを巡り、37の國?地域の企業(yè)200社以上が先端設(shè)備と畫期的な技術(shù)を披露する。

技術(shù)裝備展示エリア責(zé)任者の田野氏は取材に、「（今回の技術(shù)裝備展示エリアで）最も大きいのは低炭素の展示ブロックで、低炭素展示ブロックで最も目を引くのは新材料になる。今年出展する新材料メーカー10數(shù)社は世界的に有名な企業(yè)ばかりだ。新材料メーカーは中國市場に非常に注目しており、中國政府も新材料に非常に注目する。多くの企業(yè)が自社の最新の製品を輸入博に出展することになる」と述べた。

注目されるのは、今年の輸入博は高品質(zhì)と高水準(zhǔn)という點にも焦點を當(dāng)てていることで、自動車産業(yè)ハイレベルフォーラムが4回行われるだけでなく、食品?農(nóng)産物業(yè)界で種苗業(yè)発展フォーラム、貿(mào)易円滑化國際フォーラム、輸入食品の業(yè)界サミット、肉製品類大會、乳製品大會などが行われ、業(yè)界の主管當(dāng)局や専門家?學(xué)者、業(yè)界の大物が參加して、それぞれの分野のフォーラムで優(yōu)れた考えを分かち合うことが期待される。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年10月11日