中國(guó)人民銀行（中央銀行）はこのほど國(guó)家金融監(jiān)督管理総局とともに、米マスターカードと中國(guó)企業(yè)の合弁會(huì)社?萬(wàn)事網(wǎng)聯(lián)情報(bào)技術(shù)（北京）有限公司が提出した銀行カード決済機(jī)関の開(kāi)業(yè)申請(qǐng)を?qū)彇?承認(rèn)した。また人民銀行は17日、萬(wàn)事網(wǎng)聯(lián)公司に銀行カード決済業(yè)務(wù)許可証を発給した。

現(xiàn)在、萬(wàn)事網(wǎng)聯(lián)公司は中國(guó)で銀行カード決済を行う3番目の機(jī)関であり、中國(guó)で承認(rèn)された2番目の中外合弁の銀行カード決済機(jī)関でもある。最初の中外合弁銀行カード決済機(jī)関は2020年に米アメリカン?エキスプレス社が中國(guó)で設(shè)立した「連通公司」で、同公司の設(shè)立により中國(guó)の決済分野における中國(guó)銀聯(lián)の獨(dú)占狀態(tài)が終わりを告げた。

アメリカン?エキスプレス社と異なり、萬(wàn)事網(wǎng)聯(lián)公司の親會(huì)社の米マスターカード社は、米國(guó)2番目の銀行カード決済機(jī)関であり、決済処理ネットワークは210以上の國(guó)?地域に広がり、世界の決済分野の一角を占めている。

承認(rèn)された後、萬(wàn)事網(wǎng)聯(lián)公司はメディアに向けて、「當(dāng)社は『マスターカード』ブランドの人民元建て銀行カードをできるだけ早く発行し、全ルートの決済ネットワークを構(gòu)築する」と発表した。

これについて招聯(lián)金融の董希淼首席研究員は、「萬(wàn)事網(wǎng)聯(lián)公司がマスターカードブランドの人民元建てカードを発行すれば、中國(guó)國(guó)內(nèi)の金融消費(fèi)者の選択肢が更に豊富になり、カード所持者が中國(guó)內(nèi)外の1億を超える業(yè)者でカードを使えるようになり、人民元で直接決済できるようになる」と述べた。

また董首席研究員は、「これまでの2通貨の決済機(jī)能付クレジットカードに比べて、同カードは通貨換算の手続きが省け、関連費(fèi)用も節(jié)約できる」と強(qiáng)調(diào)した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年11月21日