垂直農(nóng)業(yè)技術(shù)は現(xiàn)在、施設(shè)農(nóng)業(yè)の上級(jí)発展段階であり、世界の先端農(nóng)業(yè)技術(shù)において模索が行われている重要分野だ。四川省成都市ではこのほど、中國農(nóng)業(yè)科學(xué)院都市農(nóng)業(yè)研究所が獨(dú)自に研究開発した初の自動(dòng)化垂直植物工場(chǎng)が稼働開始した。中央テレビニュースが伝えた。

自動(dòng)化垂直植物工場(chǎng)は多層建築物內(nèi)で食料を年間を通して持続的に生産する効率的な農(nóng)業(yè)システムだ。このシステムは都市で食料の生産を行うことができるほか、砂漠や荒れ地でも使用できる。未來の都市などにおける現(xiàn)地での安定的な食料供給や耕地の拡大などの面において大きな優(yōu)位性を持つ。

中國農(nóng)業(yè)科學(xué)院の研究チームはいち早く植物の光の配合と光効果向上の理論?方法を確立し、植物工場(chǎng)の光効果が低く、エネルギー消費(fèi)が高いという世界的な難題を解決した?，F(xiàn)在建設(shè)された20段の自動(dòng)化垂直植物工場(chǎng)は世界初となった。

この栽培段數(shù)が20段垂直植物工場(chǎng)では、獨(dú)自に栽培した作物の新品種、垂直立體栽培システム、栄養(yǎng)液自動(dòng)供給システム、人工シミュレーション省エネ光源、AI（人工知能）に基づくスマートコントロールシステムにより、垂直空間における食料の年間を通した安定生産を?qū)g現(xiàn)している。気候と地域の影響を受けず、環(huán)境の制御可能な條件下で35日でレタスを1作収穫できる。レタスのほかにも葉物野菜、果菜類、食用キノコはいずれも垂直植物工場(chǎng)で量産できる。

中國農(nóng)業(yè)科學(xué)院都市農(nóng)業(yè)研究所の李宗耕補(bǔ)助研究員は、「1年で野菜を10作以上生産でき、年間の生産量はおよそ50トン以上にのぼる。これは面積4ヘクタールの畑の生産量に相當(dāng)し、土地の利用効率を大幅に高め、耕地資源の節(jié)約にもなる」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年12月4日