12月4日の金市場(chǎng)は、先物取引も現(xiàn)物取引も価格が急速に上昇した。ニューヨーク商品取引所（COMEX）の金先物価格は一度は1オンス2150ドル（1ドルは約147.0円）の大臺(tái)に達(dá)し、金現(xiàn)物価格は同2146.87ドルまで上昇して、ともに過(guò)去最高を更新した。國(guó)際市場(chǎng)の金価格高騰により、中國(guó)國(guó)內(nèi)の金の小売価格と金のアクセサリー価格もさらに上昇した。

業(yè)界関係者によると、1グラム當(dāng)たり483元（1元は約20.6円）の中國(guó)の金価格はすでに國(guó)內(nèi)卸売価格のピークを超え、ここ數(shù)年で最高だという。

金価格調(diào)査ネットのデータによると、ブランドのプレミア効果などもあって、12月4日は一部のジュエリーブランドの金アクセサリーの価格が1グラム當(dāng)たり630元にまで跳ね上がり過(guò)去最高を更新した。「?jìng)幧悉辘工欷肖工毪郅少?gòu)入意欲が高まる」消費(fèi)者の傾向も金の消費(fèi)ニーズを持続的に拡大させている。國(guó)家統(tǒng)計(jì)局がまとめたデータを見(jiàn)ると、金銀ジュエリーは上半期（1-6月）の商品小売品目の中で上昇幅が最も大きな品目だったことがわかる。

4日のアジア市場(chǎng)の前場(chǎng)には、國(guó)際市場(chǎng)の金現(xiàn)物価格が1オンス當(dāng)たり2100ドルの大臺(tái)を超えるまで跳ね上がり、その後は低下したものの高水準(zhǔn)を保った。金価格上昇を招いたいくつかの要因には、米連邦準(zhǔn)備制度理事會(huì)（FRB）の金融政策、米ドルの動(dòng)向、地政學(xué)の緊張などが含まれる。

過(guò)去1年間に、國(guó)際市場(chǎng)の金価格は約17％上昇し、今年10月の低水準(zhǔn)からはすでに反転して約10％上昇した。

今年第1-3四半期（1-9月）には、各國(guó)の中央銀行が金を計(jì)約800トン購(gòu)入しており、前年同期の購(gòu)入量より14％多かった。ワールドゴールドカウンシル（WGC）の調(diào)査によれば、中央銀行の24％が今後12ヶ月間にさらに金を買(mǎi)い増す意向を示したという。

中國(guó)銀行研究院の劉晨研究員は2024年を見(jiàn)通して、「グローバル経済と地政學(xué)の不確実性が引き続き存在し、これに下半期の米國(guó)の大統(tǒng)領(lǐng)選挙が加わって、市場(chǎng)のリスク回避ムードが引き続き高まる可能性があり、金価格には今後も下支えがあることになる。しかし米國(guó)経済が軟著陸する可能性が高まる狀況の中で、金融政策の調(diào)整リズムはゆっくりしたものになる可能性があり、全體として見(jiàn)ると金価格は変動(dòng)しつつ強(qiáng)気の狀況が続くと考えられる」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年12月5日