12月30日から1月1日までが元旦に合わせた3連休となった中國(guó)。3連休中、多くの南方エリアの若者がダウンジャケットを著て、頭にはニット帽をかぶり、スーツケースを持って北方エリアに向かった。そして到著すると、東北エリアならではの花柄模様の赤い綿入れに著替えて、屋外で開(kāi)催されるダンスイベントに參加したり、現(xiàn)地の朝市に足を運(yùn)んだり、人気観光スポット?氷雪大世界に行ったりして、一面に雪景色が広がる東北エリアを満?jiǎn)摔筏俊?/p>

一方、多くの北方エリアの若者は南方エリアの都市で年越しを迎えた。中には、ポカポカのお風(fēng)呂に浸かりながら年を越した人もいれば、コンサートや花火大會(huì)を開(kāi)催するテーマパークで「セレモニー感」ある年越しをした人、さらに、海辺に行って、いち早く「暖かい春」を感じながら年を越した人もいた。

北方エリアの人が気溫が20度もある地域に行って海を見(jiàn)るのに対して、南方エリアの人は氷點(diǎn)下20度の場(chǎng)所に行って雪を見(jiàn)るなど、南北の人が互いの地域を訪ね、年を越すというのが今年は大人気となった。長(zhǎng)江デルタや珠江デルタの若者は特にアクティブ度が高かった。

旅行サイト?同程の1月1日の統(tǒng)計(jì)によると、3連休中、中國(guó)では氷?雪をテーマにした旅行の人気度が194％上昇、溫泉旅行の人気度が178％上昇した。北方エリアの哈爾浜（ハルビン）や瀋陽(yáng)、長(zhǎng)春の宿泊施設(shè)、飲食の予約數(shù)は數(shù)倍増加し、南方エリアの広東省、江蘇省、浙江省、四川省、福建省の溫泉の検索數(shù)が急増し、上海ディズニーランドも大人気となった。

ソーシャルメディアで大きな話題となっているのを背景に、哈爾浜や廈門(mén)（アモイ）、三亜、麗江といった、南北の地域の特色が濃い都市が、「年越し」のために若者が向かう人気都市となった。

デリバリープラットフォーム「美団」傘下の研究院の厲基巍副院長(zhǎng)は、「現(xiàn)在、南北の人が互いの地域を訪ねる旅、穴場(chǎng)都市探し、雰囲気満點(diǎn)の年越しといった多様化したニーズが際立つようになっている?，F(xiàn)地の穴場(chǎng)の発掘?供給、さまざまな地域の消費(fèi)者との繋がり、現(xiàn)地ならではのアクティビティやニューシーンの提供などが旅行業(yè)発展の新たな流れとなっている」と分析している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年1月3日