ファーウェイ「Mate 60 Pro」（資料寫真。畫像著作権は東方ICが所有のため転載禁止）

シンガポールに本部を置く研究機関のカナリスがこのほど発表したデータによると、アフリカ地域の2023年第3四半期（7-9月）のスマートフォン市場は力強い回復(fù)傾向を示し、出荷臺數(shù)が前年同期比12％増の1790萬臺に達(dá)した。そのうち中國のスマホブランドの伝音科技、小米（シャオミ）、OPPO、Realmeなどの出荷臺數(shù)がいずれも大幅に増加して、特に伝音は同期のアフリカスマホ市場でのシェアが48％を占めた。人民日報が伝えた。

南アフリカはアフリカで成長ペースが最も速いスマホ市場の一つだ。香港特別行政區(qū)に本部を置く市場調(diào)査會社のCounterpoint Researchが発表した最新のデータによると、同期の南アのスマホ出荷臺數(shù)は前年比73％増、前期比44％増だった。同機関は、「南アで4Gと5Gのカバー率が上昇し続けるのにともなって、栄耀（honor）、小米、伝音などの中國スマホメーカーはこの急成長する市場のニーズをしっかりとつかまえ、各種機能のより充実した製品を打ち出した」と分析した。

ナイジェリア紙「ザ?ガーディアン」の報道では、中國ブランドのスマホはナイジェリア市場ですでに主導(dǎo)的な地位を占めており、過去15年間に同國市場で発売された中國ブランドのスマホは300機種を超えたという。

エジプトのスマホ出荷臺數(shù)は2023年に19％の成長率を達(dá)成した。同期のエジプト市場における小米の出荷臺數(shù)の年率換算の成長率は100％、OPPOは同259％に達(dá)し、好調(diào)さが目を引いた。報道によれば、小米はエジプトに工場を開設(shè)し、スマホ及びその他のスマートデバイスを製造することによって、現(xiàn)地で雇用機會を生み出し、経済効果をもたらしている。

業(yè)界関係者は、「中國のスマホメーカーは消費者の具體的なニーズを深く理解するために、アフリカで詳細(xì)な考察と研究を重ねてきた。中國製スマホのコストパフォーマンスの高さはアフリカ市場で人気を博する大きな優(yōu)位性となっている。米國に本部を置く調(diào)査會社のインターナショナル?データ?グループ（IDG）は、「現(xiàn)在、販売価格が100-200ドル（1ドルは約148.0円）のスマホがアフリカ市場で最も急速に売り上げを伸ばしており、多くの中國製スマホの価格設(shè)定が適切だ」と分析した。

前出のカナリスの報告は、「中國ブランドのスマホはこれからもアフリカ市場で認(rèn)知度を上げていくだろう?，F(xiàn)在、華為（ファーウェイ）は南アフリカ現(xiàn)地のソフトウェアサプライヤーとの協(xié)力を強化し、モバイルサービスの最適化を絶えず進(jìn)めている。伝音はスマホの分割ローン業(yè)務(wù)などを打ち出すことで売上増を図る。栄耀や小米などの會社は安くて高品質(zhì)の多様化した製品を打ち出すことに力を入れ、基本タイプの攜帯電話からスマートフォンへの転換を加速度的に実現(xiàn)し、市場に活力を注ぎ込んでいる」と分析?指摘した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年2月8日