三峽発電所

中國三峽集団有限公司によると、世界最大のクリーンエネルギー回廊6ヶ所のカスケード式発電所の累計発電量が3兆5000億kWhを突破した。中央テレビニュースが伝えた。

長江本流にある烏東徳、白鶴灘、渓洛渡、向家壩、三峽、葛洲壩の6ヶ所のカスケード式発電所は、世界最大のクリーンエネルギー回廊を構(gòu)成している。うち5ヶ所は世界トップ12の水力発電所の中に入っている。カスケード式発電所の昨年末現(xiàn)在の1日當たり発電量は最大で約8億6000萬kWh、最大ピーク調(diào)整量は3100萬kW以上で、いずれも過去最高を更新。華中、華東、華南の各地域及び四川省、雲(yún)南省、重慶市などの地區(qū)にクリーンな電力を持続的に供給している。

世界最大のクリーンエネルギー回廊は1800kmに及び、計110基の水力発電機が設置されており、総発電設備容量は7169萬5000kWで、中國の水力総発電設備容量の約17％を占めている。同じ川を流れる水1滴で6回発電が行えることになり、クリーンな電力を毎年約3000億kWh生成し、3億人分以上の年間電力需要を賄える。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年2月21日