浙江大學(xué)ブレイン?マシン?インターフェース（BMI）チームの最新の研究成果が23日、浙江大學(xué)醫(yī)學(xué)院附屬第二病院で発表された。同チームはその最新の研究で、漢字を書くBMIを初めて実現(xiàn)し、侵襲型BMIによってロボットアームを操作し漢字を書くことに成功した。SF映畫でしか見られなかった「念で字を書く」ことが現(xiàn)実になった。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

浙江大學(xué)BMIチームは2006年からBMIの先端的?學(xué)際的研究を行っている。2012年には、サルの脳の運(yùn)動(dòng)皮質(zhì)に電極を埋め込むことで、引っ掛ける、つかむ、つまむ、握るなどの正確なジェスチャーの解読に中國(guó)で初めて成功した。2014年には、臨床患者の頭に電極を埋め込み、じゃんけんなどの動(dòng)きの解読に中國(guó)で初めて成功。2020年には、臨床ボランティアの侵襲型BMIによる水を飲む、食べる、握手するといった動(dòng)作の実現(xiàn)に中國(guó)で初めて成功。高齢者としては世界で初めての成功となった。

同チームの最新の研究は主に、脳波によって漢字を書くという點(diǎn)を集中的に研究している。この技術(shù)により、患者は漢字を書く際の過(guò)程を想像するだけで、この過(guò)程が運(yùn)動(dòng)野のニューロン活動(dòng)によって反映され、運(yùn)動(dòng)野の神経信號(hào)の解析を通じ、想像した漢字の書き方の軌跡を取得する上、ロボットアームを制御して漢字を書く。

浙江大學(xué)ブレイン?マシン調(diào)整制御臨床実用化研究センター神経疾患サブセンター長(zhǎng)で、同病院神経外科長(zhǎng)の張建民氏は、「一部の脳卒中と筋萎縮性側(cè)索硬化癥（ALS）の患者は書く機(jī)能を失い、話すこともできないが、脳波を抽出し、外部の機(jī)械設(shè)備を制御することで、書きたい字を書き外界との意思疎通を?qū)g現(xiàn)できる。これが主なブレイクスルーだ」と述べた。

張氏は、「漢字は偏旁、部首、筆順などの面で多くのルールが存在する。さらにはある畫がやや長(zhǎng)くなったり、やや短くなったりするだけで、完全に異なる字になることもある。その上、海外で漢字を研究しているチームがなく、參考材料がない。そのため今回の漢字の解読成功は非常に重要な一環(huán)であり、BMI研究の非常に重要なブレイクスルーでもある」と述べた。

浙江大學(xué)BMIチームは現(xiàn)在、漢字を書く際の特殊な解読メカニズムのブレイクスルーを達(dá)成しており、これを踏まえた上で漢字を書く軌跡を解読する新技術(shù)を発展させている。オフライン狀態(tài)での100の常用漢字の分類の正解率は91.3％で、言語(yǔ)モデルのサポートを受けるオンラインでの正解率は96.2％に高まる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年4月24日