習主席が仏紙で署名入り文章を発表
習近平國家主席は、フランスへの公式訪問に際し、仏のフィガロ紙で『中仏國交樹立の精神を伝承し、世界の平和と発展を共に推進する』と題した署名入りの文章を発表した。
習主席は文章の中で、「今年は中仏國交樹立60周年にあたる年である。両國の國交樹立は東洋と西洋の懸け橋となり、國際関係を?qū)澰挙葏f(xié)力の方向へと発展させることを後押しした。中國は、フランスと共に國交樹立の精神を発揚し、中仏の全面的な戦略パートナーシップの継続的な発展を推進し、世界の協(xié)力強化の促進に新たな貢獻をしていきたい」と述べた。
習主席はまた、両國の経済交流について、「中國は、より良い暮らしを求める中國人民の日増しに高まるニーズを満たすために、より多くの質(zhì)の高い仏産の農(nóng)産物や化粧品が中國市場に參入することを歓迎し、また、フランスを含む世界各國の企業(yè)が中國に赴き、投資や事業(yè)の発展を進めることを歓迎する。中國は、すでに製造業(yè)の參入を全面的に自由化しており、電気通信、醫(yī)療などサービス業(yè)の參入緩和を加速させる。また、フランスなど多くの國の一般市民に15日間のビザ免除政策を?qū)g施し、外國人観光客が中國での旅行や支払いを容易にするための新たな措置を策定した。中國の対外開放には、企業(yè)の海外進出による?yún)f(xié)力の展開を奨勵することも含まれている」と紹介した。
ウクライナ情勢については、「中國は、ウクライナ危機の製造者でもなければ、當事者でも參加者でもないが、われわれは危機の平和的解決の推進に建設(shè)的な役割を果たしている。中國は歐州大陸が一日も早く平和と安定を取り戻すことを期待しており、フランスを含む國際社會と共に、危機解決への合理的な道筋を見いだしていきたい」との考えを示した。
そして、「パレスチナとイスラエルの紛爭も同様に人々の心を動かしている」とした上で、「パレスチナ?イスラエル問題解決の根本的な解決策は、獨立したパレスチナ國家の樹立にある。中仏両國はパレスチナ?イスラエル問題に関して多くの共通認識を有しており、協(xié)力を強化し、中東の平和回復に貢獻すべきだ」とした。
「中國國際放送局日本語版」より 2024年5月6日
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