米國のイエレン財(cái)務(wù)長官はこのほど、同國のラジオ番組「マーケットプレイス」のインタビューを受けた際、電気自動車や太陽光発電などの分野で中國にいわゆる「過剰生産」があると再び宣伝したところ、司會者から米國政府もこれらの分野に巨額の補(bǔ)助金を給付していると指摘され、説明を行った。これを受け、中國の華春瑩外交部長助理（外務(wù)次官補(bǔ)）兼報(bào)道官は、「X」上の投稿で、イエレン氏の説明をその発言が本當(dāng)に意味するところが分かるように「意訳」し、米國のダブルスタンダード的言動を明らかにした。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

「マーケットプレイス」が5月9日に発表した記事によると、インタビューで司會者はイエレン氏に対し、米國政府がチップ法や「インフレ抑制法」などを通じて數(shù)10億ドルの補(bǔ)助金を給付していることに言及した。

これに対して、イエレン氏は米國政府がクリーンエネルギー、電気自動車、バッテリー、および再生可能エネルギーなどの分野に補(bǔ)助金を給付していることを認(rèn)めたが、同時に米國の投資は「サプライチェーンの弾力性を確保し、良質(zhì)な製造業(yè)の雇用機(jī)會を創(chuàng)出する」ためであるとした。

イエレン氏は「我々は非常に明確にこれらの重要戦略分野への投資に補(bǔ)助金を給付している。我々は、中國が生産能力が深刻に過剰な企業(yè)に対して多額の補(bǔ)助金を給付することを望んでいない。これは、我々の企業(yè)を破産させることにしかならない」とした。

この発言に対して、華氏は「X」上の投稿で、イエレン氏の発言を「我々は補(bǔ)助金を通じて米國の産業(yè)を支援する。なぜなら、それは戦略的なものだからだ。だが、他國が同じ事をすれば、それは不公正な競爭だ」と「意訳」してみせた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年5月14日