フランスのパン祭り「ラ?フェット?デュ?パン」でこのほど、中國の伝統(tǒng)的な蒸しパン「饅頭（マントウ）」が「MANTAO」という名前で登場した。その「肩書」は「中國式無糖パン」。こんがりと小麥色に焼き上がったパンに混じって、その白さが異彩を放っていた。

実はここ數(shù)年、中國の伝統(tǒng)的な「パン」は世界における存在感をどんどん高めている。

例えば、昨年、フランスで開催されたパンの世界大會「モンディアル?デュ?パン」において、中國チームが地元フランスチームを抑えて見事優(yōu)勝した。フランスメディアは、「中國人が名高いモンディアル?デュ?パンで優(yōu)勝した！」と驚きをもって報じた。

また、同じく歐州のドイツで開催されたパン作りの技術(shù)を競う世界大會「ibaカップ」でも、馮英傑選手や林業(yè)強選手からなる中國チームが見事優(yōu)勝した。

小籠包専門店である老舗「南翔饅頭店」のフランス?パリ店では、「小籠包」が大人気となっており、毎日開店と同時に長蛇の列ができる。実際には、パンだけでなく、中國の各種飲食店が近年、海外に進出している。例えば、火鍋や麻辣燙（マーラータン、ピリ辛風味の煮込み料理）、ミルクティのさまざまなブランドが海外進出の「主力軍」となり、各地に続々と登場し、訪れた中國人が「外國に來たのに中國にいるようだ」と感じるような狀況になっている。

こうした飲食チェーン店に続いて、各地の地方料理やストリートフードも少しずつ「海外進出」の列に加わるようになっている。例えば、浙江料理や湖南料理などのブランドが特に大活躍している。関連統(tǒng)計によると、2026年には、海外の中國風飲食市場は、3兆元（1元は約21.5円）規(guī)模に迫ると予想されている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年5月17日