赤銅色の大地に生きる

作者：伊藤哲朗

撮影日：2019年4月

撮影場所：雲(yún)南省昆明市東川紅土地

紅土地到著日、村外れの落霞溝まで車で行ってみました。落霞溝停車場から深い谷間越えの赤銅色の臺(tái)地に、60軒ほどの村落が見えました。

よりによって、どうしてあの様な処に？？？

何をして生活しておられるのだろう？？？

飲み水は？？？

とても気になる村落なのでシャッターを切りました。

紅土地滯在二日目、地域內(nèi)の道路を當(dāng)てもなく車を走らせていたら左前方斜面にジャガイモ畑の手入れをしている人が見え、これはシャッターチャンスと思って路肩に車を停めました。

斜面の中程まで登りファインダーを覗き構(gòu)図を探っていたら、幸運(yùn)にも大きな雲(yún)が右手から流れて來ました。

雲(yún)がおじさんの上に流れて來るまで待ち、おじさんが鍬を持ち上げた瞬間を狙ってシャッターを切りました。

紅土地滯在二日目、地域內(nèi)の道路を當(dāng)てもなく車を走らせていたら、紅土地に白いテープのジャガイモ畑と、緑色の麥畑が一面に広がっている「典型的な紅土地の光景」にさしかかったので、路肩に車を停めました。

先日訪れた元陽と違い牛が見當(dāng)たらないので、「道路で見かけた馬かな？ いずれにしても大苦労して畑を開拓されたのだろうなぁ」と思いながら、太陽が少し傾き、立體感が出るまで待ってシャッターを切りました。