6月は稲の分蘗における重要な時(shí)期となる。このほど、湖南省益陽市大通湖區(qū)千山紅鎮(zhèn)の全國初の再生稲の無人農(nóng)場を取材した。指揮ホールのディスプレイを見ると、スマート農(nóng)機(jī)が農(nóng)地で大活躍していた。自動(dòng)で出庫し、田んぼに入り、自動(dòng)で種を撒き田植えをする。作業(yè)場には人の姿がほとんど見られない。人民日報(bào)が伝えた。

この面積1000ムー（1ムーは約6.7アール）未満の再生稲の無人農(nóng)場は、「十四五」（第14次五カ年計(jì)畫：2021-2025年）國家重點(diǎn)研究開発計(jì)畫重點(diǎn)特別プロジェクト「長江流域再生稲の生産能力向上及び高品質(zhì)?高効率技術(shù)研究開発及び統(tǒng)合実証」の重要な構(gòu)成部分となっている。

再生稲とは、一期に稲が成熟し収穫した後に稲株を殘し、その休眠芽を発芽?成長?結(jié)実させ、さらに一期の稲を収穫する栽培モデルのことを指す。再生稲の二期収穫という特徴により、農(nóng)村の労働力不足が再生稲の発展の大きなネックになっている。

そこでプロジェクト責(zé)任者で華中農(nóng)業(yè)大學(xué)教授の彭少兵氏のチームは復(fù)數(shù)の科學(xué)研究機(jī)関と協(xié)力し、2023年に中國初の再生稲の無人農(nóng)場の研究開発に成功し、再生稲の重要な時(shí)期に労働力が密集する問題を効果的に解決した。再生稲の無人農(nóng)場は「農(nóng)機(jī)+農(nóng)業(yè)技術(shù)+スマート」の融合を通じ、中連スマート農(nóng)業(yè)プラットフォームが作るスマート農(nóng)業(yè)ブレーンとデジタル農(nóng)業(yè)展示モデルを利用し、稲生産の全過程のデータ採取及び分析、農(nóng)業(yè)指示スマート意思決定、農(nóng)機(jī)作業(yè)スマート実行を?qū)g現(xiàn)した。そして稲の耕作から田植え、管理、収穫、生産、供給、販売までの全過程にトレーサビリティを持たせた。

農(nóng)場の責(zé)任者である熊姣軍氏は、「再生稲の無人農(nóng)場は1ムー當(dāng)たりで約300元（1元は約21.9円）のコスト削減と増収が可能だ。通常の機(jī)械による再生稲収穫の損失率は40％にのぼる可能性があるが、無人農(nóng)場の制御によってこれを20％以內(nèi)に下げ、再生稲の二期目の生産量を増やすことができる」と試算している

國家稲産業(yè)技術(shù)體系専門家で、湖南農(nóng)業(yè)大學(xué)教授の唐啓源氏は、「無人農(nóng)場は北斗測位に基づく農(nóng)機(jī)自動(dòng)ナビゲーション作業(yè)技術(shù)を採用している。直線の収穫が可能で、殘す稲株の高さを均等にできるため、二期目の苗の均等度と生産量を高められる。適切に管理すれば大通湖區(qū)再生稲模範(fàn)エリアの二期目の1ムー當(dāng)たり生産量は350-400キログラムになる。將來的に食糧栽培大手の間で普及が進(jìn)む」としている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年6月26日