中國海洋石油集団有限公司（中國海油）が16日に明らかにしたところによると、中國の渤海の中生代埋沒丘陵で高生産量の石油?ガス井が発見された。同井の天然ガスの試験生産量は1日當たり100萬立方メートル近くで、原油は1日當たり約210立方メートル。渤海油田天然ガス試験生産量の最高記録を達成した。科技日報が伝えた。

同井は渤海東部に位置し、天津市から約210km離れている。平均水深は約26m。発見井「LK7-1-1」では約76mの油ガス層が確認され、掘削完了深度は約4400m。同井の所在構(gòu)造は渤中窪地と渤東窪地に隣接し、優(yōu)れた埋蔵形成の背景を持つ。仏エルフは1980年代に同エリアで研究と掘削を?qū)g施したが、大きな成果は得られなかった。

中國海油天津分公司の周家雄副社長は、「同エリアは中生代の火山巖が広く分布し、巖相や巖性の変化が激しく、埋蔵層の非均質(zhì)性が高く、油ガスの埋蔵量形成モデルが不明瞭という業(yè)界の難題に直面していた。探査活動が難航し、40年にわたり目立った動きがなかった。長きにわたり解決できなかったことは科學(xué)研究者の悩みになった」と述べた。

探査者は第12次五カ年計畫（2011-15年）以降、絶えずアプローチを開拓し、研究開発を続けてきた。地球物理學(xué)や地質(zhì)學(xué)など複數(shù)の専攻による共同研究をしっかり実施した上で、中生代複合火山巖の発育メカニズムを革新的に打ち出し、複雑火山構(gòu)造精密描寫技術(shù)を応用した?？茖W(xué)研究の難題を解決し、石油ガス密集エリアを特定し、高生産量の石油?ガス井の掘削に成功した。

中國海油探査副総師の徐長貴氏は、「渤海油田では近年、中深層変質(zhì)巖埋沒丘陵の重要な発見が続いている。今回の中生代火山巖の掘削成功は、渤海中生代火山巖の探査の広い見通しを示しただけでなく、當社の中深層探査の認識?技術(shù)の重要なブレイクスルーをさらに示した。これは中國の海上の類似分野の探査に対して重要な指導(dǎo)的意義を持つ」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年7月18日