インド?ニューデリーで開(kāi)かれている第46回國(guó)連教育科學(xué)文化機(jī)関（ユネスコ）世界遺産委員會(huì)は現(xiàn)地時(shí)間今月26日、無(wú)事審査を通過(guò)した「中國(guó)の巴丹吉林（バダインジャラン）砂漠—砂の塔と湖群」と「中國(guó)黃海＝渤海沿岸の渡り鳥(niǎo)保護(hù)區(qū)群（第2段階）」を「世界遺産リスト」に登録することを決定した。

これで、中國(guó)の世界自然遺産は15件、複合遺産は4件となり、世界自然遺産の數(shù)は世界最多をキープしている。

巴丹吉林砂漠の夏の風(fēng)景（2022年7月13日撮影）。

阿拉善（アルシャ）高原に位置する巴丹吉林砂漠は、中國(guó)西北エリアの乾燥が非常に厳しい溫帯砂漠地帯にあり、中國(guó)で3番目に広い砂漠、2番目に広い流動(dòng)する砂漠となっている。同エリアは、起伏が激しい砂丘が延々と続き、その間にはたくさんの湖が點(diǎn)在していることで知られ、地質(zhì)や地形が絶え間なく変化する砂漠の景観が広がっている。その圧巻の景色に肩を並べることができる砂漠は世界的に見(jiàn)ても少ない。

黃河三角洲國(guó)家級(jí)自然保護(hù)區(qū)の濕地で営巣して繁殖するコウノトリ。

中國(guó)黃海＝渤海沿岸の渡り鳥(niǎo)の生息地は、世界最大の潮間帯濕地で、東アジア?オーストラリア地域フライウェイ(EAAFP)において重要な生息地となっている。EAAFPは、シベリア--アラスカから、東南アジアと南アジアを経由し、オセアニアまで、22 ヶ國(guó)をまたがる渡り性水鳥(niǎo)の渡りルートで、世界において鳥(niǎo)類の多様性が最も豊富で、絶滅危懼種の割合が最も高い。そして、數(shù)千萬(wàn)羽の水鳥(niǎo)に不可欠な繁殖地や中継地、越冬地を提供している。

「中國(guó)黃海＝渤海沿岸の渡り鳥(niǎo)保護(hù)區(qū)群」の第1段階は2019年に、「世界遺産リスト」に登録された。世界遺産委員會(huì)は今回の會(huì)議において、推薦のあった上海市の崇明東灘、山東省東営市の黃河河口、河北省滄州市の南大港、遼寧省大連市の蛇島—老鉄山、遼寧省丹東市の鴨緑江の河口など5ヶ所を追加する形で、第1段階の範(fàn)囲に組み込む調(diào)整を発表した。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年7月31日