中國(guó)では國(guó)慶節(jié)(建國(guó)記念日、10月1日)に合わせた7連休が明日から始まる。中國(guó)交通運(yùn)輸部(省)は、7連休中に出かける人は、旅行と帰省がメインで、地域跨ぎで移動(dòng)する人の數(shù)は延べ約19億4000萬(wàn)人に達(dá)すると予想している。これは1日平均延べ約2億7700人の計(jì)算となり、前年同期比0.7％増になるとみられている。特に自動(dòng)車(chē)で移動(dòng)する人の割合は80％以上の延べ15億2600萬(wàn)人に達(dá)する見(jiàn)込みだ。中央テレビ網(wǎng)が報(bào)じた。

複數(shù)の旅行サイトのデータによると、人々の旅行の意欲が非常に高まっており、7連休中に旅行に出かける人の6割以上が長(zhǎng)距離旅行である可能性があることが分かる。中國(guó)國(guó)內(nèi)旅行や海外旅行、インバウンドなどの予約數(shù)が前年同期比で目に見(jiàn)えて増加している。旅行サイトのデータによると、9月28日の時(shí)點(diǎn)で、「7連休に旅行」というキーワードの検索回?cái)?shù)が前年同期比で27倍増と、激増している。人気の旅行先トップ5は、北京、西安、成都、南京、重慶となっている。

中國(guó)人は海外へ 外國(guó)人は中國(guó)へ

7連休中、中國(guó)人観光客は海外へ、外國(guó)人観光客は中國(guó)へという流れができそうだ。

7連休中にアウトバウンドに向かうエアチケットの予約數(shù)が最も多い都市を見(jiàn)ると、全てが5時(shí)間フライト圏內(nèi)で、上位には、香港特別行政區(qū)、タイのバンコク、マレーシアのクアラルンプール、韓國(guó)のソウル、日本の大阪などが入っている。

その他、中國(guó)が特定の國(guó)から來(lái)る外國(guó)人を?qū)澫螭?44時(shí)間のトランジットビザ免除政策を?qū)g施しているのを背景に、今年の7連休中は、インバウンドの増加がアウトバウンドの増加を上回りそうだ。また、広州や西安、張家界といった中國(guó)の定番の人気観光都市と海外の都市を結(jié)ぶ國(guó)際線(xiàn)が増え続けており、それら都市を訪(fǎng)問(wèn)する外國(guó)人観光客も増加している。

旅行サイトの7連休中の予約狀況を見(jiàn)ると、インバウンドの増加幅がアウトバウンドを上回り、予約數(shù)が前年同期比で60％増となっている。うち、日本やタイ、マレーシア、英國(guó)などから來(lái)る観光客が比較的多いほか、今年は中國(guó)と査証(ビザ)相互免除措置を?qū)g施しているタイとシンガポールが、インバウンド客の送り出し國(guó)ランキングで、3位と5位に入っている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年9月30日