貴州省綏陽県の雙河洞國家地質(zhì)公園（資料寫真、撮影?瞿宏倫）。

貴州省綏陽県にある洞窟群「雙河洞」の第23回國際洞窟科學(xué)調(diào)査の成果発表會が24日に開かれ、新しい発見として雙河洞は115ヶ所の洞口が繋がっており、その長さは世界で3番目、アジア最長の437.1キロに更新されたことが分かったという。深さはこれまでと同じ912メートルとなっている。中國新聞網(wǎng)が報じた。

貴州省遵義市の綏陽県溫泉鎮(zhèn)に位置する雙河洞は、洞窟內(nèi)の構(gòu)造が複雑で、天然の地底湖がある「水洞」と水がない通常の鍾乳洞「旱洞」の両方が存在している。そして、各洞窟が繋がっていて、層になった蜘蛛の巣のような地質(zhì)洞層を構(gòu)成している。今回の洞窟の科學(xué)調(diào)査は今月7日から始まり、中國やフランス、ポルトガル、ベルギーなどの洞窟に関わる専門家が調(diào)査を行った。

第22回の調(diào)査終了から、今回の合同科學(xué)調(diào)査までの期間中、雙河洞古生物化石の數(shù)や種類の増加が見られた。例えば、パンダの化石6體(今回の調(diào)査で発見されたのは2體)、チュウゴクカモシカ、スマトラサイといった有蹄類の動物の化石が大量に発見された。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2024年10月25日