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中國の若者の間で「マニアックなペット」がブームに

人民網(wǎng)日本語版 2024年10月30日16:15

上海の観光スポット徐匯浜江で先ごろ、トナカイを散歩させている男性が話題となった。そして、同市の奉賢コミュニティには最近、珍しい動物が展示されている體験館がオープンし、話題となっている。このように、中國ではマニアックなペットが少しずつ注目を集めるようになり、貓や犬をメインとする従來の構(gòu)図を打破して、一部のペット愛好家の心を鷲摑みにするようになっている。中國新聞網(wǎng)が報じた。

マニアックなペットとは、貓や犬、鳥、魚といった一般的なペットではなく、蛇やトカゲ、ヤモリ、オウム、ファンシーラットといった珍しい動物を指す。あるソーシャルメディアで「マニアックなペット」と検索すると、1萬件以上の書き込みがヒットした。そのことからも、マニアックなペットがブームになりつつあることが分かる。

一部のペット愛好家の心を「鷲摑み」にしているマニアックなペット(ソーシャルメディアのスクリーンショット)。

一部のペット愛好家の心を「鷲摑み」にしているマニアックなペット(ソーシャルメディアのスクリーンショット)。

マニアックなペットの中でも、爬蟲類とネズミ目の動物が特に人気となっている。上海農(nóng)業(yè)職業(yè)技術(shù)學院?植物科學技術(shù)學科の學生?聞晟宇さんは、マニアックなペットを飼い始めて6年になるという。毛が長いペットは、家族から反対されたため、聞さんは當初、小さなカメを飼うしかなかったという。その後、昆蟲を飼い始めたのをきっかけに、コーンスネークやトカゲといったマニアックなペットを飼い始めるようになったという。

そんな聞さんは取材に対して、「私たち愛好家にとっては、動物の本來の姿やその自然な一面を観察することができるというのが楽しみの一つ。自宅では蛇を4匹飼っているが、脫皮した後、記念のために、その皮を使って工蕓品を作っている」と話す。

聞さんにとって、マニアックなペットが時には交友を広げる「架け橋」にもなっているという。聞さんは、「ペットが『鍵』となり、外の世界に通じる扉を開け、多くの人にこれらの動物について知ってもらったり、興味のある人が、同じ趣味を持つ人が集まるコミュニティを見つける助けになってくれたりする。動物のおかげで、経験ある先輩や業(yè)界の専門家などに出會うこともでき、ペット業(yè)界に関するさらに多くの情報を取得することができるようになった」と話す。

第3回上海ペットファッションウィークのマニアックなペット體験館の展示エリア(撮影?婁瀚錕)。

第3回上海ペットファッションウィークのマニアックなペット體験館の展示エリア(撮影?婁瀚錕)。

10月25日から27日まで開催された第3回上海ペットファッションウィークでは、マニアックなぺット體験館が特設され、400平方メートルの空間に、マニアックなペット約100種類が勢揃いした。そこで、來館者はマニアックなペットに觸れ、今のペット業(yè)界のトレンドに対する理解を深めた。

上海國際時尚中心園區(qū)管理有限公司の張欣総経理によると、保護対象ではない動物なら、繁殖させて合法的に飼うことができ、一緒にいてくれるパートナーとすることができるという。また張総経理は「マニアックなペットの市場は、巨大で成長し続ける市場。市場が拡大していることは、ペットの種類が増えていることのほかにも、細分化された分野が多種多様になっていることからも分かる。市場がさらに深く発展していることを裏付けている」との見方を示した。(編集KN)

「人民網(wǎng)日本語版」2024年10月30日

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