中國(guó)はこのほど発表した最新の査証（ビザ）免除政策によって、新たに9ヶ國(guó)をビザなし入國(guó)の対象國(guó)に加えた。これにより、ビザなし入國(guó)の対象國(guó)は合計(jì)38ヶ國(guó)となった。また、ビザ免除による滯在期間も従來(lái)の15日間から30日間に延長(zhǎng)されている。新華社が伝えた。

ビザ免除政策による恩恵のさらなる拡大は、外國(guó)人観光客にとって中國(guó)が魅力ある旅行先となり、中國(guó)のたゆまぬ開放拡大政策を示す「名刺」となっている。

ビザ免除政策の最適化が発表されるとすぐに、オンライン旅行予約サービス「Trip.com」の歐州や日本のサイトでは中國(guó)國(guó)內(nèi)の目的地の検索數(shù)が、それぞれ前月比65％、112％増加した。特に日本各地から中國(guó)への直行便に対する関心が急上昇した。

國(guó)家移民管理局の統(tǒng)計(jì)によると、今年第3四半期に中國(guó)に入國(guó)した外國(guó)人は延べ818萬(wàn)6000人で、前年同期比48.8％増加した。このうち、ビザなし入國(guó)者數(shù)は延べ488萬(wàn)5000人で、同78.6％増加した。中國(guó)旅遊研究院の唐暁雲(yún)副院長(zhǎng)は、中國(guó)が対外開放をたゆまず拡大することで、2024年の年間入國(guó)観光者數(shù)は2019年の水準(zhǔn)近くまで回復(fù)する見込みがあるとしている。

「中國(guó)は一連の自発的な対外開放措置を通じて、自信を抱き、開放的で包容力のある國(guó)というイメージを國(guó)際社會(huì)に示し続けている」とした北京師範(fàn)大學(xué)行政學(xué)部の王磊教授は、ビザ免除政策が、中國(guó)と対象國(guó)との経済的な連結(jié)性を促進(jìn)し、経済、貿(mào)易、文化、教育、観光など、より幅広い分野での協(xié)力につながっており、このことは世界の経済成長(zhǎng)や産業(yè)発展に資するものだと指摘している。

國(guó)家移民管理局の擔(dān)當(dāng)者は、今後も持続的にトランジットビザ免除などの政策を最適化し、活動(dòng)範(fàn)囲を拡大し、連攜地域を増やし、開放政策を最適化し、政策のメリットと魅力をさらに高め、関係當(dāng)局と共に外國(guó)人による中國(guó)入國(guó)?滯在の利便性を高めていくとしている。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年11月28日