「牛肉麺や敦煌をとても楽しみにしていた」という日本の天理大學(xué)國(guó)際部に通う大學(xué)4年の寺內(nèi)大葉さん(21)は今年9月に、日本大學(xué)生代表団の一員として中國(guó)を訪問(wèn)し、西北エリアを旅した。寺內(nèi)さんは甘粛省で、流暢な中國(guó)語(yǔ)で取材に応じ、「中國(guó)語(yǔ)を勉強(qiáng)して6年になる。卒業(yè)後は日中貿(mào)易の仕事をすることになっている。ここで、日本と甘粛省の友好の証をたくさん目にすることができて、とても溫かい気持ちになった。將來(lái)は、両地の友好交流の架け橋になりたい」と語(yǔ)った。中國(guó)新聞社が報(bào)じた。

甘粛省蘭州市で麺づくりを體験する寺內(nèi)大葉さん（9月7日撮影?閆姣）。

寺內(nèi)さんは今回の甘粛省の旅をとても楽しみにしていたという。蘭州市で、念願(yuàn)の牛肉麺を何度も食べたと言い、「日本のラーメンの味とは違う。獨(dú)特の薬味がたくさん入っている牛肉麺にやみつきになってしまった。黃河の両側(cè)に立ち並ぶ高層ビルにも驚いた。中國(guó)がこんなに急速に発展しているとは想像していなかった。ゴビ砂漠は今回の旅行で一番楽しみにしている場(chǎng)所。初めて行く砂漠で素晴らしい思い出を殘したい」とした。

甘粛省は1980年代から、日本と友好交流を展開(kāi)している。1982年にはまず秋田県と友好提攜を締結(jié)し、これまでに生態(tài)系保全や人材育成、醫(yī)療衛(wèi)生、文化財(cái)?考古學(xué)、高等教育といった多分野で、交流と協(xié)力を展開(kāi)し、多くの成果を挙げてきた。また、1994年以來(lái)、甘粛省の敦煌市は、臼杵市や鎌倉(cāng)市、日光市などと、相次いで友好提攜を締結(jié)し、経済、観光、文化といった分野で交流と協(xié)力を展開(kāi)してきた。

甘粛省蘭州市で交流する現(xiàn)地の大學(xué)生と日本の大學(xué)生（9月7日撮影?閆姣）。

同じく日本大學(xué)生代表団の一員として中國(guó)を訪問(wèn)した奈良女子大學(xué)の後藤成美さん(21)は、ラーメンの麺づくりがとても印象深かったと言い、「とてもおもしろい。でも、麺を作る時(shí)の力の入れ具合がとても難しかった。日本に帰ってから、材料を買って、自宅で作ってみたい。言葉は通じないけれど、麺職人はとても忍耐強(qiáng)く、手取り足取り教えてくれた。また、図や數(shù)字などの補(bǔ)助教材を使ってくれたので、『二細(xì)(やや細(xì)い麺)』を作り上げることができた」と話した。

見(jiàn)學(xué)の過(guò)程で、後藤さんは、日本の有名な司會(huì)者や政治家の牛肉麺との『縁』を紹介する映像を見(jiàn)ることができたと言い、「とても親しみを感じた。是非もう一度甘粛省に來(lái)てもっといろんなことにチャレンジしたい」と語(yǔ)った。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2024年12月26日