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【撮影者は語る】松本大樹氏「中國の人々の優(yōu)しさや溫かさが撮影の原動(dòng)力」

人民網(wǎng)日本語版 2025年01月06日14:38

中國國際航空公司日本支社と人民網(wǎng)日本株式會(huì)社が共同で主催する「心に映る中國」日本人がとらえた中國フォトコンテスト2024は3月18日からスタート。約3ヶ月間にわたる応募期間中、中國各地で撮影された作品が合わせて約1000點(diǎn)寄せられた。このコーナーでは、「撮影者は語る」と題し、撮影者に寫真を撮影した過程で出會(huì)った事柄や中國の印象、感じたことなどを語ってもらった。今回は一等賞を受賞した松本大樹さんにインタビューした。

松本大樹さん

會(huì)社員?,F(xiàn)在は駐在員として江蘇省蘇州市に在住。中國は二度目の赴任。

Q:受賞作品「納西族の踴り」について

「心に映る中國」日本人がとらえた中國フォトコンテスト2024で一等賞を受賞した松本大樹さん撮影の「納西族の踴り」。

「心に映る中國」日本人がとらえた中國フォトコンテスト2024で一等賞を受賞した松本大樹さん撮影の「納西族の踴り」。

當(dāng)初は雲(yún)南省麗江の雪に覆われた玉竜雪山を借景に、納西族の力強(qiáng)い踴りを撮影したいと考えていました。

しかしながら、曇天と小雨で玉竜雪山が全く姿を見せてくれず、理想の構(gòu)図を捉えるのが難しい狀況で、時(shí)間は刻一刻と過ぎていくのみ…

ただ、踴りは本當(dāng)に素晴らしく、その迫力と力強(qiáng)さを捉えられればと思い、形にした一枚です。當(dāng)初想定していない構(gòu)図ではありましたが、捉えた時(shí)は「あれ?想像以上に良い!」と思い夢(mèng)中でシャッターを切りました。

Q:素晴らしい撮影作品とは?

「粘って試行錯(cuò)誤しながら撮影した一枚」に盡きると思います。

私はカメラを始めて3年程度と年數(shù)は淺く、他の方々ほどカメラに詳しくありません。しかしながら、分からないからこそ、沢山撮影し、アングルを探すために動(dòng)いたり、天気が好転するときを狙うなど、理想の撮影ができるまで粘っています。

その経験から、「偶然うまく撮影できた作品」より、不思議と「試行錯(cuò)誤しながら撮影した作品」「理想ではなくても自分なりに粘って撮影した作品」の方が思い入れの強(qiáng)い、良い作品になる気がします。

Q:中國での撮影の過程で、印象深かったエピソードは?

本當(dāng)に沢山あるので少しだけ…

まずは湖北省武漢市にて。

舊市街から黃鶴樓を撮影に行ったのですが、三腳を忘れてしまい、カメラを思い通りのアングルに決められず困っていたら、近くの車修理のお兄さんが店の腳立を貸してくれました。路地裏から見る黃鶴樓はとても格好よく、お?dú)荬巳毪辘我幻钉扦埂?/p>

武漢市の舊市街から撮影した黃鶴樓(撮影·松本大樹)。

武漢市の舊市街から撮影した黃鶴樓(撮影·松本大樹)。

また江蘇省蘇州市では、街中で桜の撮影をしていた際に、隣で撮影していた大學(xué)生と仲良くなり、その後も定期的に食事や撮影に行く仲になりました。

紹介したのはほんの一例ですが、常に本當(dāng)に中國の方々の優(yōu)しさや溫かさが撮影の原動(dòng)力になっている気がします。

Q:「一度は絶対に行くべき」おすすめの中國の場(chǎng)所は?

① 內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)

內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)は、2008年夏に初めてこのエリアの希拉穆仁(シラムレン)草原を訪れて中國の広さを?qū)g感し、「広大」という言葉はこの為にあると心から実感できる場(chǎng)所です。日本では體験することのできない広さや雄大さを體験して頂きたいです。 當(dāng)時(shí)知り合った遊牧民とは今も良い友人です。

② 四川省成都市

パンダや三國志、麻婆豆腐など、「日本人がイメージする中國」が揃う街です。初めて行く中國としては、一番おススメする場(chǎng)所でもあります。

成都市は私が普段から出張で訪れる街ですが、料理が非常に美味しく、人々も優(yōu)しいです。昔ながらの屋臺(tái)もあれば、現(xiàn)代の最新の中國の文化も混じる非常に興味深い街です。

併せて成都西北エリアも少數(shù)民族の村々が街を形成し、小規(guī)模ながら魅力的な街を形成しているので、ゆっくり回る事をお?jiǎng)幛幛筏蓼埂?/p>

Q:中國での生活で感じていることは?

まだ學(xué)生だった2008年に、中國をバックパッカーで旅した事から、縁あって中國で仕事をする事になり、駐在員生活はトータル8年近くになります。その間に物凄いスピードで街は発展し、全てはスマートフォン1つで完了するなど、日常でも中國の発展を體感する日々です。ただ中國の人々の良い意味でのお人好しな所や優(yōu)しさは、どこに行っても変わりません。これからも中國という國?人々と関わっていきたいと考えております。

上海郊外の水郷の街で食事やお茶を楽しむ人々(撮影·松本大樹)。

上海郊外の水郷の街で食事やお茶を楽しむ人々(撮影·松本大樹)。

Q:今後の計(jì)畫や目標(biāo)は?

今まで出張や旅行を含めると、中國の22省45都市を訪問しました。今後は四川省西エリアの川西地區(qū)、雲(yún)南省、広西壯(チワン)族自治區(qū)を巡りたいです。國道318號(hào)線を上海から拉薩(ラサ)まで旅してみるのも興味があります。盡きる事が無い中國の魅力をとことん味わいたいなと考えています。

「人民網(wǎng)日本語版」2025年1月6日

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