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中國人民銀行（中央銀行）が14日に発表したデータによると、今年2月末には、広義マネーサプライ（M2）殘高が前年同期比7％増の320兆5200億元（1元は約20.5円）に達した。狹義マネーサプライ（M1）殘高は同0.1％増の109兆4400億元、流通現(xiàn)金（M0）殘高は同9.7％増の13兆2800億元。1-2月の純投入現(xiàn)金は4562億元だった。

中國民生銀行の溫彬チーフエコノミストは、「M1成長率は比較的緩やかで、プラス成長を維持した。今年1月より、個人の普通預金、ノンバンク決済機関の顧客準備金が改訂後のM1統(tǒng)計基準に正式に組み込まれ、M1の安定性が強化された。今年に入ってからの政府債務による資金調(diào)達が拡大したことも、企業(yè)の営業(yè)キャッシュフローの改善に寄與している」と指摘した。

一方で、M2成長率は相対的に安定していた。溫チーフエコノミストは、「政府債の発行加速により、2月の財政預金が増加した。その一方で、資産運用による資金の転用が前年同期より弱まった上、比較の対象となる昨年の基數(shù)の低さが加わって、M2の成長を支える要因となった」との見方を示した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年3月17日