王毅中共中央政治局委員（外交部部長）は22日、東京で開催された第11回中日韓外相會議に出席した後、日本の巖屋毅外相、韓國の趙兌烈外相と共同記者會見に臨んだ。新華社が伝えた。

王氏は「中日韓3ヶ國は第9回中日韓首脳會議以降の3ヶ國協(xié)力の進(jìn)展を十分に評価し、國際情勢が混迷し、世界経済の回復(fù)力が乏しい中、中日韓はさらに意思疎通を強(qiáng)化し、相互信頼を増進(jìn)し、協(xié)力を深め、地域の平和的発展のために安定化要因を提供する必要があり、その責(zé)任も有しているとの認(rèn)識で一致した」と述べ、會議でのコンセンサスについて次の4點を説明した。

（1）協(xié)力の勢いを揺るぎないものにする。

中日韓は協(xié)力の初心を堅持し、「中日韓協(xié)力未來10年展望」に基づき、昨年の3ヶ國首脳會議で定めた「6大重點分野」の協(xié)力を土臺として、新たな分野を開拓し、新たな原動力を育み、新たな注目ポイントを作り上げていく。中日韓は年內(nèi)に第10回中日韓首脳會議を開催することについて有益な意見交換を行い、そのために良好な環(huán)境と雰囲気を醸成すべく努力していく。

（2）地域経済の統(tǒng)合を推進(jìn)する。

中日韓は、中日韓自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）交渉の再開、地域的な包括的経済連攜（RCEP）協(xié)定の拡大の促進(jìn)、地域の産業(yè)?サプライチェーンの安定と円滑化の維持について、引き続き意思疎通を図る。

（3）交流と相互學(xué)習(xí)を深める。

2025年から2026年にかけての中日韓文化交流年を成功させ、2030年までに延べ4000萬人の人的交流の実現(xiàn)に努力し、中日韓協(xié)力を支える民意の土臺を固める。

（4）多國間協(xié)力を強(qiáng)化する。

中日韓は、ASEAN+3（中日韓）や東アジアサミットの枠組みの下で連攜を強(qiáng)化し、周辺地域に向けた「中日韓＋」の協(xié)力を通じて地域の共同発展につなげる。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年3月24日