日本の明治學(xué)院大學(xué)國際平和研究所の松野誠也研究員は25日、中國侵略日本軍による香港における國民政府紙幣の偽造に関する日本語の文書史料を広東省公文書館に寄贈した。中國新聞社が伝えた。

広東省公文書館の擔(dān)當(dāng)者によると、中國侵略日本軍が華南地域で行った「偽札戦」に関する日本語の直接的罪証が中國大陸部で見られるのは、これが初となる。

松野氏は、これまでにも第二次大戦時(shí)の中國侵略日本軍第731部隊(duì)に関する資料や、中國侵略日本軍の「細(xì)菌戦」史料などの罪証を中國大陸部に寄贈してきた。今回の寄贈史料には、日本の陸軍省と中國侵略日本軍の関連機(jī)関による香港における國民政府紙幣の大量偽造計(jì)畫が記録されており、偽造紙幣の數(shù)量、製造場所、実行過程、流通経路、使用規(guī)則などが詳細(xì)に記録されている。

広東省公文書館の擔(dān)當(dāng)者は「中國人民抗日戦爭ならびに世界反ファシズム戦爭勝利80周年を間もなく迎えるにあたり、日本の學(xué)者が舊日本軍による華南地域での『偽札戦』実行に関する文書史料を広東省に寄贈したことは、日本軍國主義が偽札を通じて中國の財(cái)産を略奪したという事実には動(dòng)かぬ証拠があり、否定も言い逃れも許されないということを改めて示すものだ」と指摘した。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年3月26日