北京の天壇公園內(nèi)で最近、黃色い粉末が大飛散し、砂嵐のようになっていることが注目を集めている。その黃色い粉末は、ビャクシンの花粉で、非常に軽く、風(fēng)が吹くと、容易に飛散する。

天壇は、現(xiàn)存する世界最大の古代の祭天を行った建築群であると同時(shí)に、北京市內(nèi)で最大規(guī)模のシダレイトスギの林があり、3000本以上の木が、厳かで、恭しい雰囲気を漂わせている。ただ、気溫の上昇に伴い、花粉が大飛散するようになっている。天壇公園では、3月10日から4月15日にかけて、天気予報(bào)を見ながら、職員が松や杉類の開花狀況をチェックし、樹木に、日中は2-3回、夜間には1回の高圧噴霧放水を?qū)g施している。また草地には、スプリンクラーで水を撒き、花粉が飛散しないようにしているほか、作業(yè)員と清掃車が地面の花粉を清掃している。

こうした対策は天壇公園に限らず、北京市の造園?緑化當(dāng)局は都市管理當(dāng)局と共同で、花粉対策を強(qiáng)化し、指定された公園や森林のシダレイトスギに、午前は9時(shí)から11時(shí)、午後は1時(shí)から3時(shí)と4時(shí)から6時(shí)の1日3回水を撒く作業(yè)を?qū)g施しており、花粉の濃度を抑制している。

さらに、北京市では「北京市主要林木目録」を改訂し、今後の造林?緑化プロジェクトでは、雄株のビャクシンを植えないことを規(guī)定?，F(xiàn)在、花粉が飛散しない雌株のビャクシンの栽培を積極的に進(jìn)めている。

「人民網(wǎng)日本語版」2025年3月27日