國家外貨管理局によると、2024年、中國の電気通信?コンピューター?情報(bào)サービスやビジネスサービスといった新興の生産的サービスの貿(mào)易黒字が664億ドル（1ドルは約145.4円）に達(dá)し、過去最高を更新した。

同局が先ごろ発表した「2024年中國國際収支報(bào)告」によると、24年の中國の経常収支は前年比61％増の4239億ドルの黒字で、國內(nèi)総生産（GDP）に対する比率は2.2％だった。そのうち物品貿(mào)易は同29％増の7680億ドルの黒字だった。

注目されるのは、24年のサービス貿(mào)易は同10％増の2290億ドルの赤字だったことだ。個(gè)人の海外旅行と留學(xué)が中國のサービス貿(mào)易の赤字をもたらした主要項(xiàng)目で、関連の支出は引き続き増加しており、19年の常態(tài)レベルに戻った。同時(shí)に、外國人の入國ビザと中國での決済の円滑化政策が安定的に推進(jìn)されたことから、國內(nèi)旅行商品?サービスが最適化され、観光収入が速いペースで成長した。

同局の関係責(zé)任者は、「中國のサービス貿(mào)易赤字が世界でも高水準(zhǔn)にあるのは、主に中國の人口の基數(shù)が大きいこと、ここ數(shù)年の住民所得の著実な増加によって海外旅行需要が拡大していることによるものだ。一方で、製造業(yè)の発展にともなって、中國の生産的サービスは輸出が徐々に増えて、赤字から黒字に転換し、競爭力も向上している」と説明した。

同責(zé)任者は、「総じて見れば、中國の貿(mào)易黒字の発展と推移は、國內(nèi)経済の構(gòu)造調(diào)整、グローバル産業(yè)チェーンの配置、中國內(nèi)外の需要の変動(dòng)と密接に関連しており、中國経済は內(nèi)外のバランスが取れた狀態(tài)で安定を維持している。今後は対外貿(mào)易の安定と內(nèi)需拡大の政策措置が引き続き効果を発揮することにより、中國の輸出入は安定した発展傾向を維持し、物品貿(mào)易と経常収支の黒字は合理的な範(fàn)囲で基本的な安定を保つだろう」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年4月9日