11日、「実踐19號(hào)」回収型技術(shù)試験衛(wèi)星に搭載されて宇宙を旅した雲(yún)南省玉渓市華寧県の冬桜の種子が、華寧県で正式に引き渡された。これは玉渓市における宇宙育種の先駆けとなっただけでなく、サクラの宇宙育種が重要な一歩を踏み出したことも示している。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

雲(yún)南省華寧県で引き渡された宇宙を旅したサクラの種子。寫(xiě)真提供：柏斌氏

2024年9月27日、中國(guó)初の再利用可能な回収型技術(shù)試験衛(wèi)星「実踐19號(hào)」が、酒泉衛(wèi)星発射センターでキャリアロケット「長(zhǎng)征2號(hào)D」により打ち上げられた。10月11日、衛(wèi)星は內(nèi)蒙古（內(nèi)モンゴル）東風(fēng)著陸場(chǎng)に無(wú)事帰還した。雲(yún)南萬(wàn)家紅園蕓有限公司が厳選した220グラム（1800粒）の雲(yún)南冬桜の種子も同時(shí)に帰還した。

雲(yún)南省の冬桜が満開(kāi)する様子。寫(xiě)真提供：柏斌氏

同公司の王雲(yún)賦董事長(zhǎng)は、「宇宙を旅した冬桜の種子は引き渡されてから、播種?育成を通じて、より大きな花びら、より長(zhǎng)い開(kāi)花期、より鮮やかな花色、より強(qiáng)い耐性を持つ優(yōu)良なサクラ品種を選定し、普及栽培を行う」と説明した。また、プロジェクト協(xié)力機(jī)関のチームと連攜し、形態(tài)學(xué)、細(xì)胞學(xué)、生理生化學(xué)的検査、分子生物學(xué)などを利用して変異植株を詳細(xì)に研究し、適した栽培地域や環(huán)境を特定することで、大規(guī)模な普及栽培の科學(xué)的根拠を提供する予定だ。

「3年後には新たなサクラ品種の選定が可能になる見(jiàn)込みだ。將來(lái)的には、より美しいサクラの品種が咲き誇り、私たちの生活に彩りを添えてくれるだろう」と王氏は語(yǔ)った。（編集SC）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年4月14日