今年第1四半期（1-3月）、中國(guó)の社會(huì)融資総量の増分は15兆元（1元は約19.6円）を超え、新規(guī)融資額は9兆7800億元に達(dá)し、3月末時(shí)點(diǎn)での人民元建て融資殘高は前年同期比7.4％増となった。第1四半期の主要な金融データが発表され、複數(shù)の指標(biāo)が歴史的高水準(zhǔn)にあり、金融が実體経済を安定的に支え続けていることが示されるとともに、実體経済の需要回復(fù)が続いていることが明らかとなった。

経済?金融データを見(jiàn)ると、企業(yè)の有効融資需要の回復(fù)が、融資増加の重要な要因となっている。新規(guī)融資9兆7800億元のうち、企業(yè)?事業(yè)機(jī)関向け融資が大部分を占め、8兆6600億元増加。內(nèi)訳は、短期融資が3兆5100億元増、中長(zhǎng)期融資が5兆5800億元増だった。

今年第1四半期は政策効果が持続的に現(xiàn)れたため、生産と供給が速いペースで増加。3月には製造業(yè)とサービス業(yè)の景気が共に回復(fù)し、製造業(yè)PMIは50.5％と、2ヶ月連続で景気判斷の分岐點(diǎn)を上回った。また、重要プロジェクトの建設(shè)も加速しており、百億元規(guī)模以上の大型プロジェクトが増加している。これらのプラス要素が融資市場(chǎng)に反映され、有効な融資需要の回復(fù)につながっている。特に3月には人民元建て融資が3兆6400億元増え、前年同月比で5470億元多くなった。ある全國(guó)的銀行の統(tǒng)計(jì)では、西部地域の重點(diǎn)プロジェクトの著工が明らかに加速し、融資需要もそれに応じて高まっており、年初以來(lái)の同地域への融資額は累計(jì)で前年同期比67％増となった。

また、第1四半期の個(gè)人向け融資は1兆400億元増加。このうち不動(dòng)産関連の中長(zhǎng)期住宅ローンは8832億元増と、個(gè)人住宅ローンの伸びが目立った。

市場(chǎng)機(jī)関のデータによると、3月には多くの都市で新築?中古住宅の取引が活発化し、30の重點(diǎn)都市で中古住宅の成約面積が前年同期比で20％以上増加。これにより個(gè)人住宅ローンの貸出も増えた。ある大手商業(yè)銀行の東部地域支店のデータでは、3月の個(gè)人住宅ローンの貸出額は前年同期比でほぼ倍増しており、以前は多かった繰上げ返済の動(dòng)きも、住宅ローン金利の引き下げに伴い、大きく弱まった。

このほか、消費(fèi)ローンの増加も全體の融資増の要因となっている。最近、各地域?當(dāng)局は強(qiáng)力な消費(fèi)てこ入れ措置を打ち出し、政策効果がはっきりと現(xiàn)れ、消費(fèi)者は質(zhì)の高い消費(fèi)への意欲を強(qiáng)めている。特に買い替え支援策などに支えられる形で、電動(dòng)自転車、スマートフォン、タブレット、スマートウォッチなど、新たに消費(fèi)促進(jìn)政策対象に加わった製品の売上が大幅に伸び、消費(fèi)の回復(fù)を力強(qiáng)く促進(jìn)している。金融機(jī)関はそれぞれの強(qiáng)みを発揮し、消費(fèi)てこ入れに積極的に助力。銀行はビジネスの持続可能性を確保したうえで、消費(fèi)ローンの貸出を強(qiáng)化し、金融商品の拡充や手軽なサービスの提供などを通じて、住民の消費(fèi)融資需要によりよく応えており、消費(fèi)という「メインエンジン」をさらに強(qiáng)化している。

融資総量の増加と同時(shí)に、「質(zhì)」の面でも向上が見(jiàn)られる。3月末時(shí)點(diǎn)で、インクルーシブなスモール?マイクロローンの融資殘高は前年同期比で12.2％増加し、テック系中小企業(yè)向け融資は20％超の伸びを示し、製造業(yè)向け中長(zhǎng)期融資は9.3％増加するなど、國(guó)民経済の重點(diǎn)分野や弱點(diǎn)分野に流れ込む融資資金が増え、経済の質(zhì)の高い発展を力強(qiáng)く支えている。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年4月25日