先ごろ開催された第22回アジア安全保障會議（シャングリラ?ダイアローグ）において、中國は地域諸國と連攜して共通の安全保障を維持し、平和と繁栄を共有する揺るぎない決意を示し、アジア太平洋地域の長期的な安定と平和に建設(shè)的な力をもたらし、地域諸國の幅広い支持と深い賛同を得た。（人民日報コラム「和音」掲載）

中國は共通?総合?協(xié)調(diào)的?持続可能な安全保障観を提唱し、國連が普遍的安全保障を各國が共同で維持するうえでの中核的存在となることを揺るぎなく支持し、普遍的に安全な世界の構(gòu)築を推進(jìn)し、國際?地域紛爭問題の政治的解決に建設(shè)的に関與し、グローバル安全保障ガバナンスに積極的に関與し、新興分野における安全保障協(xié)力を推進(jìn)している。中國が打ち出し、実行を推進(jìn)するグローバル安全保障イニシアティブ（GSI）は、絶えず協(xié)力?ウィンウィンの共通認(rèn)識を形成し、力を結(jié)集してきた。2024年末時點で、GSIは119の國と國際機関から支持と稱賛を得ており、123件の二國間?多國間政治文書に盛り込まれている。

今回の會議に出席した代表らは「世界の構(gòu)造の変化が加速する中、中國が提供するGSIのような安全保障分野の公共財は、國際社會が団結(jié)と協(xié)力によって課題に対処し、相互信頼と結(jié)束力を高め、グローバル安全保障ガバナンス體制を整備することに寄與する」と指摘した。

しばらく前から、アジア太平洋地域の直面している真の安全保障上のリスクは、特定の國が自國の覇権維持のために、いわゆる「インド太平洋戦略」を推し進(jìn)めて、焚き付け、緊張を作り出し続けていることにある。地域諸國はこれに対し長らく懸念を抱いてきた。マレーシアのアンワル首相は今回の會議期間中に、「共に行動すればするほど、外部勢力による分?jǐn)啶想yしくなる」と述べて、団結(jié)と協(xié)力を強化して、撹亂と破壊に反対するという地域諸國の共通の思いを代弁した。

中國の発展はアジア太平洋地域から始まり、アジア太平洋地域の恩恵を受け、アジア太平洋地域に貢獻(xiàn)するものでもある。情勢がいかに変化しようとも、中國は常に人類運命共同體の旗を高く掲げ、「3大グローバル?イニシアティブ」を?qū)g踐し、「平和?協(xié)力?開放?包摂」というアジア的価値観を基本的準(zhǔn)拠とし、真の多國間主義を堅持し、誠実な対話と協(xié)議を堅持し、安危を共にし、小異を捨てて大同につき、対話と協(xié)議を行うというアジアの安全保障モデルの構(gòu)築を推進(jìn)する。

中國は常に実際の行動によって地域の安全を推進(jìn)し、摩擦やもめ事を適切に処理?解決し、この地域における紛爭問題の沈靜化を積極的に後押しし、各國と連攜して安定と安全を維持し続ける。インドネシア大學(xué)法學(xué)部の國際法研究者アリスティオ?リズカ?ダルマワン氏が指摘するように、中國は冷戦思考、パワー?ポリティクス、陣営対立の排除を呼びかけており、他國の安全を損なうことで自國の安全を築くことに反対している。これはアジアが地域內(nèi)の安全保障上の課題に協(xié)力して対処し、包摂?shù)膜拾k展を促進(jìn)することをさらに後押しするものとなる。

人類社會は、平和か戦爭か、繁栄か衰退か、団結(jié)か対立かの重大な選択に直面し、歴史の岐路に再び立っている。中國は常に歴史の正しい側(cè)、人類の進(jìn)歩の側(cè)に立ち、各國と手を攜えて世界の正しい道を歩み、平和と安寧を共に守り、大國としての責(zé)任を果たすことで、世界により多くの確実性と安定性をもたらしていく。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年6月4日