インバウンド客が増加し続けているのを背景に、中國各地の景勝地では、中國の伝統(tǒng)衣裝を身にまとった外國人が一種の風(fēng)物詩となっている。

フランス人男性のティティーさんが、中國清朝の伝統(tǒng)衣裝を著て撮影した寫真をオンラインプラットフォームにアップしたところ、大きな注目を集めた。ティティーさんは、間違えて女性用の衣裝を選んだのではなく、撮影旅行専門店で、真剣にチョイスしたといい、「とても素?cái)长噬?、一番気に入った服?；à螭啶辘獯橛奥眯袑熼T店の店員が勧めてくれた」という。

公開されているデータによると、今年の第1四半期（1-3月）、中國のインバウンド客數(shù)は前年同期比19.6％増の延べ3501萬6400人に達(dá)した。そのうち外國人の數(shù)は前年同期比39.2％増の延べ736萬7400人だった。「労働節(jié)（メーデー、5月1日）」に合わせた5連休中も、インバウンド客は増加の勢いを維持した。

ソーシャルコマースプラットフォーム?小紅書のスクリーンショット

外國人観光客が増え、人気観光地付近の中國の伝統(tǒng)衣裝を著て寫真を撮ってくれる撮影旅行専門店も繁盛している。

海外のソーシャルネットワーキングサービス?Tiktokでは、「hanfu（漢服）」というハッシュタグが付いた動(dòng)畫は約30萬本に達(dá)している。

夏休みシーズンが近づき、北京の文化観光の人気が高まり、故宮や頤和園といった、中國ならではの寫真を撮影できる観光スポットが人気を集めている。

故宮からほど近い王府世紀(jì)大廈（ビル）には、伝統(tǒng)衣裝を著る時(shí)のメイクアップ専門店や、撮影旅行専門店がたくさん集まっており、中國の伝統(tǒng)衣裝をテーマにした撮影旅行店だけでも數(shù)百店を數(shù)える。凱文さん（仮名）は、その経営者の一人だ。

凱文さんは、「今年に入ってから現(xiàn)在までに、累計(jì)で70組の外國人観光客にサービスを提供してきた。1ヶ月當(dāng)たり平均十?dāng)?shù)組の計(jì)算になる。昨年と比べると、外國人観光客が約20％増えた。マレーシア人や韓國人が中心」としている。

凱文さんの店を利用した外國人観光客のうち、最年少は2歳、最高齢は約70歳だったという。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年6月23日