財政部（?。─喂恧筏孔钚陇谓y(tǒng)計によると、1-5月の全國の稅収は7兆9156億元（1元は約20.2円）で、前年同期比1.6％の減少となったが、減少幅は1-4月と比べて0.5ポイント縮小した。

稅収は経済の「バロメーター」だ。稅収の累計減少幅の縮小が続いていることは、経済活動の活発性が絶えず高まり、企業(yè)の生産?経営狀況も改善し続けていることを物語っている。

今年1-5月の稅収の狀況を分析すると、特に注目すべき點が3つある。

第1に、設(shè)備製造業(yè)の稅収が高い増加率を維持したことだ。これは産業(yè)構(gòu)造の最適化の進展を反映している。

1-5月、設(shè)備製造業(yè)のうち、鉄道?船舶?航空宇宙設(shè)備製造業(yè)の稅収は28.8％増加、コンピュータ?通信機器製造業(yè)の稅収は11.9％増加し、年初からの高い成長トレンドを維持した。これは、両産業(yè)における?yún)霋埓螭葏б娓纳皮蛭镎Zっている。

設(shè)備製造業(yè)は製造業(yè)の中核分野であり、製造業(yè)の高度化を支える「母機」である。その成長が力強い勢いを保っていることは、製造業(yè)が高付加価値分野へと深く邁進していることを示しており、経済成長を支える働きは明らかであり、これは中國の産業(yè)構(gòu)造の最適化が進展していることを示してもいる。

第2に、文化?スポーツ?娯楽産業(yè)の稅収が増加を維持したことだ。これは內(nèi)需の旺盛な潛在力を示している。

今年、文化観光消費は衰えることなく活気を保ち続けている。1-5月の文化?スポーツ?娯楽産業(yè)の稅収は前年同期比7.8％増となり、それに先立つ數(shù)ヶ月間の高成長の勢いを保った。

清明節(jié)（先祖を祭る中國の伝統(tǒng)的な祭日、今年は4月4日）に合わせた3連休中、國內(nèi)旅行者數(shù)は前年比6.3％増の延べ1億2600萬人で、國內(nèi)旅行総支出額は同6.7％増の575億4900萬元だった。労働節(jié)（メーデー、5月1日）に合わせた5連休中、國內(nèi)旅行者數(shù)は前年比6.4％増の3億1400萬人、國內(nèi)旅行総支出額は同8.0％増の1802億6900萬元となった。

花見やハイキング、「果物狩り」や「山菜?野草採り」といった農(nóng)村體験、歴史文化エリアでの無形文化遺産體験や文化イベント、AIやVR技術(shù)を用いた「ロボット＋シナリオ」「SFツアー」、古代と現(xiàn)代のスポーツ大會や「花神迎春」（花祭り）など、商業(yè)?観光?文化?スポーツ?健康など各業(yè)態(tài)の消費がオンラインとオフラインで融合し、消費シーンの革新と多様化が進み、文化観光消費に新たな原動力を注ぎ込んでいる。

第3に、情報通信?ソフトウェア?ITサービス業(yè)の稅収が比較的急速に増加したことだ。これは新たな質(zhì)の生産力の成長が加速していることを物語っている。

新興産業(yè)分野では、稅収統(tǒng)計データは前向きなシグナルを示している。1-5月、デジタル経済の発展は好転基調(diào)を見せ、情報通信?ソフトウェア?ITサービス業(yè)の稅収は前年比で10％増加し、科學研究?技術(shù)サービス業(yè)の稅収も同12.7％増加した。

従來型製造業(yè)では、ハイエンド化?スマート化?グリーン化へと転換し、従來型消費が新興消費へと広がり、従來型生産力が新たな質(zhì)の生産力へと急速に転換しつつある。

これら3つの注目すべき稅収統(tǒng)計データは、マクロコントロール政策が著実なものであり、的確に実行に移され、迅速に効果を上げていることを力強く物語っており、中國経済が量的成長を維持しているだけでなく、構(gòu)造も絶えず最適化?高度されており、原動力を蓄積し続けていることを物語っている。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年6月30日