日本各界の関係者が平和と反戦の思いを表明
ーー在日本中國(guó)大使館主催の中國(guó)人民抗日戦爭(zhēng)ならびに世界反ファシズム戦爭(zhēng)勝利80周年記念レセプションを取材して
在日本中國(guó)大使館は先ごろ、中國(guó)人民抗日戦爭(zhēng)ならびに世界反ファシズム戦爭(zhēng)勝利80周年記念レセプション「歴史を銘記し、平和を守る」を催した。レセプションには、日本各地から30余りの平和友好団體の代表、各界の関係者など計(jì)300人以上が出席した。日本各界の代表は発言の中で、植民地支配と侵略の歴史を反省するともに、歴史を銘記し、平和を大切にするという共通の思いを表明した。人民網(wǎng)が伝えた。
日本國(guó)籍で元解放軍兵士の元木光子氏は「私は今日、在日本中國(guó)大使館開(kāi)催の80周年記念行事に參加するために、徳島県からはるばる飛行機(jī)で東京にやって來(lái)た。実は最近、両腳を骨折し、病院の先生からは行事に參加するのは無(wú)理だと言われたが、どうしても行きたくて、自分の意思で、『この會(huì)にどうしても參加したいので行きます』と先生に無(wú)理を言った。招待を受けてから、夜も眠れないくらいうれしく、喜んでいた?!簹s史を銘記し、平和を守る』という言葉にとても感激している。私が車椅子に乗って移動(dòng)する姿を見(jiàn)て、あんな『おばあさん』がよたよたとこんな立派な會(huì)に參加していると思った人もいるかもしれないが、私は本當(dāng)にうれしくてたまらない。みなさんにお會(huì)いできたことがどんなにうれしかったか、言葉では表現(xiàn)できない。私はすでに97歳になり、あと何年殘っているか分からないが、自分が生きている間は、必ず平和を守って、平和のために一生懸命頑張りたいと思っている。殘された人生を、平和を守り、歴史を銘記し、日本人として、多くの中國(guó)の友人達(dá)と手を攜えて、今後とも平和を守るために一生懸命頑張っていきたいと思っている」と語(yǔ)った。

日本國(guó)籍の元解放軍兵士?元木光子氏(提供?在日本中國(guó)大使館)
社民黨の福島瑞穂黨首は書(shū)面による挨拶で、「日本軍國(guó)主義の中國(guó)に対する過(guò)去の數(shù)々の侵略の暴挙を決して忘れることなく、歴史にしっかりと刻み、後世に伝えることは、再び同じ過(guò)ちを繰り返さないという、今を生きる私達(dá)の責(zé)務(wù)であり、決意である。しかし、現(xiàn)在ありもしない『臺(tái)灣有事』を持ち出し、中國(guó)を敵視し、日本の軍事力を強(qiáng)化することは、まさに歴史に逆行する愚行であり、社民黨は斷固反対する」とした。
「村山首相談話を継承し発展させる會(huì)」の藤田高景理事長(zhǎng)は「村山富市元首相が発表した『村山談話』は、日本軍國(guó)主義による侵略戦爭(zhēng)と植民地支配がアジア諸國(guó)の人々に甚大な被害と苦痛を與えた歴史を深く反省し、不戦の誓いを世界に向けて宣言したものだ。政府として、『痛切な反省の意』を表し、『心からのお詫び』の気持ちを表明した。一方、指摘しなければならないこともある?!捍迳秸勗挕话k表後も、日本の與黨の閣僚や高級(jí)幹部は絶え間なく、歴史改竄主義?歴史修正主義的発言を繰り返している。日本の一部の保守?右翼勢(shì)力の中には、良識(shí)的な日本人が行っている歴史への反省を『自虐史観』と揶揄する向きもある。これは大きな間違いだと斷言しておかなければならない。過(guò)去に日本はアジアに何をしたのか、その償いは果たしたのか、過(guò)去のけじめは受けたのかを、謙虛に問(wèn)い続けることこそ、日本の名譽(yù)を保持する道だと言わねばならない。著名な評(píng)論家の加藤周一氏が指摘したように、『歴史の歪曲は百害あって一利なしだ。それは、日中友好関係を最も深く傷つける。それはまた、日本人の誇りをも傷つける。日本人の誇りは、過(guò)去の過(guò)りをごまかして言いつくろうことにあるのではなく、自らそれを直視し、批判して、たじろがない勇気にこそ、日本人の誇りはあるはずだ』」と述べた。
「撫順の奇蹟を受け継ぐ會(huì)」の飯?zhí)锕哟恧稀犴槕榉腹芾硭切陇郡松蓼靿浃铯盲咳毡救藨榉袱摔膜い普Z(yǔ)った?!笐獒?、千人近くの日本人戦犯が撫順戦犯管理所に収容された。管理所の職員は皆、日本の侵略者に深い恨みを抱く戦爭(zhēng)の生き殘りだったが、彼らは憎しみを見(jiàn)せず、強(qiáng)制労働を科すこともなかった。戦犯達(dá)は彼等から『人とは何か』『人としてなすべきことは何か』を?qū)Wんだ。戦犯達(dá)は翻然として悟り、自らの犯した罪を認(rèn)識(shí)し、全員が裁判で罪を認(rèn)め、日本帰國(guó)後は生涯にわたり行動(dòng)によって罪を償い、日本の犯した侵略の事実を語(yǔ)り、日中友好のために奔走した。これが『人類の歴史における奇跡』と呼ばれるものであり、『撫順の奇蹟會(huì)』という名の由來(lái)でもある。私は鞍山生まれで、かつては自分が被害者だと思っていた。実は、私の父は日本の中國(guó)侵略で『満州』に來(lái)た『昭和鉄工』で働いており、私の両親が中國(guó)東北部の地を踏んだ時(shí)から、私達(dá)は侵略者だったのだ。私はこのような思いを抱きながら、引き続き戦犯の悔悟の聲を伝え、日中の世代を超えた平和のために努力していく」と述べた。
「自主?平和?民主のための広範(fàn)な國(guó)民連合」の羽場(chǎng)久美子代表世話人は「戦後80年を迎える今、私達(dá)は日本の侵略戦爭(zhēng)と植民地戦爭(zhēng)の歴史をまず深く反省し、謝罪したいと思う。今や、世界は大転換を経験しつつあり、アジアの時(shí)代が到來(lái)しつつある。中國(guó)をはじめとするBRICS諸國(guó)、グローバル?サウスが大きく成長(zhǎng)していることは、誰(shuí)の目にも明らかだ。『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設(shè)イニシアティブという近隣國(guó)とともに発展するという理念が、今の中國(guó)の発展と世界における『グローバル?サウス』の時(shí)代を作り出したと言っても過(guò)言ではない。また、日中友好協(xié)會(huì)や自治體の協(xié)力、青年間の交流によって、市民から、若者から、自治體から平和をつくる『日中不再戦』の動(dòng)きが日本全國(guó)で広がっている」と語(yǔ)った。
民間団體「緑の黨」の対馬テツ子代表は「最近、若者達(dá)を見(jiàn)學(xué)のため中國(guó)に派遣したが、彼らは日本軍國(guó)主義による『三光作戦』や細(xì)菌戦といった殘虐な加害の歴史に強(qiáng)いショックを受けていた。若者達(dá)は、深く反省し、このような歴史の悲劇を絶対に繰り返させないことを、次々に誓った?,F(xiàn)在、日本の一部勢(shì)力は真実が公になることを望まず、加害の歴史を力の限り歪曲している。私達(dá)は、日本社會(huì)が同じような過(guò)ちを犯さないよう、歴史を直視する後押しをしていきたい。今後も引き続き、本當(dāng)の歴史を知るよう、さらに多くの日本の若者を中國(guó)に派遣していく」と述べた。
日本人の元八路軍兵士の遺族である小林陽(yáng)吉氏は、小林氏の父親が八路軍の日本人兵士となり、教育を受けて思想に目覚め、中國(guó)侵略戦爭(zhēng)の罪深い本質(zhì)を認(rèn)識(shí)し、最終的に転向した経緯を語(yǔ)った。小林氏は「私には『日本八路』の二代目として、父の遺志を継ぎ、戦爭(zhēng)に反対し、平和を守り、日中友好に盡力する責(zé)任と義務(wù)がある。八十年前の戦火は遠(yuǎn)ざかったが、日本はこれまで以上に過(guò)去の歴史から教訓(xùn)を認(rèn)識(shí)しなければならない。日中両國(guó)は隣國(guó)であり、両國(guó)民の間には數(shù)千年にわたる伝統(tǒng)的な親善がある。だが、日本帝國(guó)主義が中國(guó)を侵略したことを、事実として、當(dāng)然世界に公表し、人々にしっかりと記憶させる。一つの民族の反省は他の民族の寛容よりも重要だ。勇気を持って反省する國(guó)こそ、本當(dāng)に世界中から尊敬される國(guó)だ」と語(yǔ)った。
「日本留用人員」(戦後、中國(guó)共産黨や八路軍などのために中國(guó)に留め置かれた技術(shù)者など様々な職種の日本人)」の子孫である、著名な通訳の神崎多実子氏は「日本各地で日中友好団體が雨後の筍のように次々と立ち上がり、長(zhǎng)年それぞれが獨(dú)自に努力を続けてきた。中國(guó)大使館が、こうした一見(jiàn)ばらばらの日本の小規(guī)模な友好団體を招待し、このような盛大な催しを開(kāi)いてくれたことに感謝する。私は大いに鼓舞され、平和友好事業(yè)に生涯取り組む信念をさらに固めた」と述べた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年7月1日
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