2025年ロボカップ世界大會(huì)がこのほどブラジルで成功裏に開催され、清華大學(xué)の自動(dòng)化學(xué)部の趙明國(guó)研究員が指導(dǎo)する「清華火神チーム」が人型ロボット成人部門で優(yōu)勝を果たしたことが21日、同大學(xué)への取材で分かった。中國(guó)のロボットサッカーチームがこの部門で世界一となるのは今回が初めて。新華網(wǎng)が伝えた。

ロボカップは1997年に第1回大會(huì)が開催され、現(xiàn)在では世界最高レベル、最大規(guī)模、最も影響力のあるロボット競(jìng)技の一つとされている。人型部門は成人組と小型組に分かれ、その注目度は全競(jìng)技の中でも最も高い。今年は中國(guó)、米國(guó)、ドイツ、韓國(guó)、フランスなど10カ國(guó)以上から20チーム余りが參加した。

優(yōu)勝後に記念撮影する清華火神チーム。畫像提供：新華社

趙氏によれば、今大會(huì)のグループステージ開始以來、中國(guó)チームは際立った活躍を見せた。清華火神チームが使用したのは國(guó)産の「加速進(jìn)化T1」ロボットで、16対0、9対0、12対0と圧倒的なスコアで次々と対戦相手を破り、成人部門の決勝に進(jìn)出。決勝戦では、中國(guó)農(nóng)業(yè)大學(xué)の「山海チーム」と対戦し、最終的に5対2で勝利して優(yōu)勝を果たした。これにより中國(guó)チームは成人部門で金銀メダルを獨(dú)占し、歴史的な突破を?qū)g現(xiàn)した。

北京加速進(jìn)化科技有限公司の関係責(zé)任者は、「これは中國(guó)チームの勝利であり、中國(guó)ロボット技術(shù)の勝利でもある」と語る。そして、「出場(chǎng)ロボットには、軽量で柔軟かつ高耐久といった本體性能だけでなく、複雑なリアルタイム認(rèn)識(shí)と脳による意思決定、高度な運(yùn)動(dòng)制御、マルチエージェント戦術(shù)協(xié)調(diào)など、ロボットのフルスタック技術(shù)の総合的な競(jìng)爭(zhēng)となっている」と説明。

同社によれば、今回のロボカップで使用された加速進(jìn)化ロボットは、中國(guó)代表チームの「公式ロボット」として採(cǎi)用されたのみならず、米國(guó)やドイツなどの強(qiáng)豪海外チームからも高く評(píng)価された。成人部門で金銀メダルを獲得した2チームはいずれも「加速進(jìn)化T1」ロボットを使用していた。一方で、小型部門決勝では、優(yōu)勝したドイツの「Boosted HTWK」チームと準(zhǔn)優(yōu)勝の清華「TH-MOS」チームが「加速進(jìn)化K1」ロボットを使用していた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年7月23日