イラスト作成?馬宏亮（イラストの著作権は人民網(wǎng)が保有。無斷転載禁止）

米國(guó)のスティーブ?ウィトコフ中東擔(dān)當(dāng)特使は先ごろ、パレスチナ?ガザ地區(qū)を訪れ、米國(guó)とイスラエルが支援する民間団體「ガザ人道財(cái)団」が設(shè)けた物資配給場(chǎng)所の「狀況を視察」した。

ウィトコフ特使は同日、SNSへの投稿で、ガザ地區(qū)で「現(xiàn)地の狀況を把握」し、「ガザ人道財(cái)団」のメンバーと面會(huì)したことを明らかにした。そのうえで、「今回の訪問の目的は、米大統(tǒng)領(lǐng)に現(xiàn)地の人道狀況を報(bào)告し、『ガザ地區(qū)の人々に食料と醫(yī)療援助を提供するためのプラン』を策定することだ」とした。

「ガザ人道財(cái)団」がガザ地區(qū)への支援物資の配給を一方的に「接収」して以來、食料品の配給は混亂し、住民らが食料品を受け取ろうとした際に殺害されるという慘事も起きている。國(guó)連が8月1日に発表したデータによると、ガザ地區(qū)では5月27日以降、少なくとも1373人のパレスチナ人が食料の配給を受けようとした際に殺害され、うち800人以上が「ガザ人道財(cái)団」の配給場(chǎng)所付近で殺害されている。

米國(guó)はガザ地區(qū)の人々に「救助」を提供しようとしているが、実際にはイスラエルに物資の分配権を渡している。これはまさに「パフォーマンス」行為であり、言うこととやることが違っている。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年8月8日