中米両國がマレーシア?クアラルンプールで行った経済貿(mào)易協(xié)議での合意事項(xiàng)について、商務(wù)部（省）報(bào)道官が記者の質(zhì)問に答えた。

【記者】中米両國はクアラルンプールで行った経済貿(mào)易協(xié)議で、それぞれの懸念事項(xiàng)である経済貿(mào)易問題の解決について共同の取り決めに達(dá)したとのことだが、合意のより詳しい內(nèi)容は。

【報(bào)道官】中米両國首脳はこのほど韓國?釜山で會(huì)談を行い、中米の経済貿(mào)易関係などの議題について踏み込んだ話し合いを行い、経済貿(mào)易など各分野で協(xié)力を強(qiáng)化することで合意した。中國は米國と共に、首脳會(huì)談で得られた重要な共通認(rèn)識(shí)をしっかりと維持し、実行に移していきたい。

中米の経済貿(mào)易チームがクアラルンプールでの協(xié)議を通じて得た成果と合意には、主に以下のものがある。

（1）米國は、中國製品（香港特別行政區(qū)及び澳門＜マカオ＞特別行政區(qū)の製品を含む）に対する追加関稅10％分（いわゆる「フェンタニル関稅」）を撤廃し、中國製品（香港特區(qū)及び澳門特區(qū)の製品を含む）に対する相互関稅24％分の停止措置を1年間延長する。中國はこれに対応して、米國の上記関稅に対する対抗措置を調(diào)整する。雙方は、一部の関稅適用除外措置を引き続き延長することに同意する。

（2）米國は、9月29日に発表した「輸出管理50％ルール」の実施を1年間停止する。中國は、10月9日に発表した関連する輸出管理等の措置の実施を1年間停止し、具體的なプランを検討?詳細(xì)化する。

（3）米國は、中國の海運(yùn)?物流?造船業(yè)に対する301條調(diào)査措置の実施を1年間停止する。米國がこれらの措置を停止した後、中國もそれに対応して米國への対抗措置を1年間停止する。

雙方はまた、フェンタニル対策協(xié)力、農(nóng)産物貿(mào)易の拡大、関連企業(yè)の個(gè)別案件処理等の問題についても合意に達(dá)した。雙方は、マドリードでの経済貿(mào)易協(xié)議の成果を再確認(rèn)し、米國は投資等の分野で前向きなコミットメントを行い、中國は米國と共にTikTok関連問題を適切に処理していく。

クアラルンプールでの中米経済貿(mào)易協(xié)議が前向きな成果を収めたことは、雙方が平等?尊重?互恵の精神を堅(jiān)持し、対話と協(xié)力を通じて問題解決の道を見出せることを十分に証明している。経済貿(mào)易協(xié)議の成果は容易に得られたものではなく、中國は米國と共に実施作業(yè)をしっかりと行い、中米経済貿(mào)易協(xié)力及び世界経済に、より多くの確実性と安定性をもたらすことを望んでいる。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年10月31日