日本の高市早苗首相は先ごろ、いわゆる「臺(tái)灣有事」に関して、國會(huì)で「戦艦を使って武力の行使も伴うものであれば、どう考えても『存立危機(jī)事態(tài)』になり得るケースである」と答弁し、集団的自衛(wèi)権の行使が可能になるとの認(rèn)識(shí)を示した。これに対して中國外交部（外務(wù)?。﹫?bào)道官は、「臺(tái)灣関連の間違った発言は『一つの中國』原則に著しく背くものであり、日本政府によるこれまでの政治的約束と著しく食い違う」と厳正に表明した。

臺(tái)灣問題における日本の指導(dǎo)者による一線を越えた挑発は、極めて悪質(zhì)であり、極めて悪い影響が生じる。中日両國の関係にとって、臺(tái)灣問題はその政治的基礎(chǔ)と日本側(cè)の基本的信義に関わる。日本の指導(dǎo)者が國會(huì)答弁という重要な場において、公然と臺(tái)灣関連の間違った発言をすることは、中國の內(nèi)政への粗暴な干渉であり、中國の核心的利益への挑戦であり、中日関係の礎(chǔ)と政治的相互信頼を深刻に損なう。臺(tái)灣海峽の平和と安定にとって、「臺(tái)灣獨(dú)立」分裂は最大の脅威であり、日本の指導(dǎo)者が臺(tái)灣海峽への武力介入の可能性を示唆することは、「臺(tái)灣獨(dú)立」分裂勢力に深刻な誤ったシグナルを送るものだ。これによって臺(tái)灣海峽情勢はさらに複雑で厳しいものとなり、地域情勢はさらに緊張し、動(dòng)揺することになる。

臺(tái)灣海峽と地域情勢の撹亂を愚かにも目論めば、日本の指導(dǎo)者は自ら墓穴を掘る運(yùn)命にある。歴史上、日本軍國主義はかつて、いわゆる「存立危機(jī)」を理由に中國への侵略を発動(dòng)し、「自衛(wèi)権行使」を口実に橫暴にも「九一八事変」を引き起こし、中國への侵略戦爭を仕掛けたが、最終的に敗戦し降伏した。日本の指導(dǎo)者は本來、戦爭責(zé)任を深く反省し、歴史の教訓(xùn)をしっかりと汲み取るべきであるのに、抗日戦爭勝利80周年に當(dāng)たる今年、いわゆる「存立危機(jī)事態(tài)」を弄び、再び臺(tái)灣を利用して騒ぎを起こし、中國統(tǒng)一の大業(yè)に干渉しようとしている。このようなことをしても、同じ過ちを繰り返し、より徹底的な失敗に終わるだけである。

中國は最終的に、そして必ずや統(tǒng)一を?qū)g現(xiàn)する。80年前、中國人民は血みどろになって奮戦し、抗日戦爭の偉大な勝利を勝ち取った。それから80年後、偉大な復(fù)興へ向かう中華民族は、いかなる者に対しても、中國統(tǒng)一の大業(yè)への干渉や妨害を決して許しはしない。日本の指導(dǎo)者に対して、臺(tái)灣問題における政治的約束を厳守し、中國への內(nèi)政干渉となる一切の間違った言動(dòng)を直ちに止めるよう忠告する。臺(tái)灣問題への介入を企て、「中國分裂」のための戦車に自らを縛り付ければ、日本は必ずや自業(yè)自得の結(jié)果を招くことになるだろう。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2025年11月12日