（畫(huà)像著作権はCFP視覚中國(guó)所有のため転載禁止）

ミルクの膜に表面を覆われた濃厚ヨーグルト「奶皮子酸奶（ナイピーズ?ヨーグルト）」が人気となったのに続いて、今度はサンザシなどを飴がけにした中國(guó)の伝統(tǒng)菓子「糖葫蘆（タンフールー）」にナイピーズを組み合わせた異色コラボ「ナイピーズ?タンフールー」がブレイクしている。

江蘇省南京市の柳州東路にあるタンフールーの店の前には最近、長(zhǎng)蛇の列ができている。ソーシャルメディアを見(jiàn)ると、10月27日、あるネットユーザーが「この店にタンフールーを買(mǎi)いに行ったら、もらった順?lè)沥卧?06番だった」と書(shū)き込んでいる。

代理購(gòu)入サービスを提供する王瑩さん（仮名）は、「この店では今、1人につき6本までしか買(mǎi)うことができず、ナイピーズ系は3本までとなっている。行列の代行料金は平日が20元（1元は約21.8円、約436円）、週末が30元（約654円）。最長(zhǎng)で3時(shí)間並んだことがある。店は午前11時(shí)に開(kāi)店するが、開(kāi)店前から並んでいる」と話(huà)す。

11月11日、ソーシャルメディアを見(jiàn)ると、南京だけでなく、北京や上海、杭州などでも、ナイピーズ?タンフールーを販売する店の前には長(zhǎng)蛇の列ができていることが分かった。また、「上海のナイピーズ?タンフールーは1本98元（約2136円）」という話(huà)題が微博（ウェイボー) で検索トレンド入りしている。

デリバリープラットフォームを見(jiàn)ても、「ナイピーズ?タンフールー」を販売している店はたくさんある。

デリバリープラットフォーム?美団のデータによると、10月に入り、タンフールー系のデリバリーの注文數(shù)が前月比で3倍以上増えている。なかでも、ナイピーズ?タンフールーの注文數(shù)は前月比で109％増に達(dá)している。

（畫(huà)像著作権はCFP視覚中國(guó)所有のため転載禁止）

ナイピーズは、內(nèi)蒙古（內(nèi)モンゴル）自治區(qū)及び西北エリアの伝統(tǒng)的な特色ある乳製品で、搾りたての牛乳を沸騰させ、表面にできる膜を冷まして作られる。

実際には、「ナイピーズ」が爆発的人気になったのは今回が初めてではない。2024年、北京の老舗レストラン「紫光園」が「ナイピーズ?ヨーグルト」を打ち出し、ネットユーザーたちの間で「北京の新たな名物」と話(huà)題になった。その後、他の地域の飲食店や乳製品企業(yè)もその商機(jī)に目を付けた。

シンクタンク「盤(pán)古智庫(kù)」のシニア研究者?江瀚氏は、「『ナイピーズ?タンフールー』が大人気となっていることは、新消費(fèi)トレンドを生み出すうえで、『伝統(tǒng)的な軽食+ネットで人気の要素』というちょっとしたアイデアを加えた商品が強(qiáng)い生命力を持っていることを反映している」との見(jiàn)方を示す。

そして、「『ナイピーズ?タンフールー』は、畫(huà)期的な商品とは言えないが、內(nèi)蒙古自治區(qū)や西北エリアの伝統(tǒng)的な乳製品と北方エリアのタンフールーを組み合わせることで、食感とビジュアルのギャップを通して、新鮮味を生み出している。そして、『馴染みがあるのに初體験』を好む今の消費(fèi)者にもマッチしている。この類(lèi)の商品は、ソーシャルメディアの発信ロジックにも完全にマッチしており、顔面偏差値が高く、インパクトある色彩で、手で持って寫(xiě)真を撮影でき、寫(xiě)真映えするため、若者のソーシャル?カレンシーの一部になり、『購(gòu)入—シェア—バンドワゴン効果』という好循環(huán)が生まれている」と分析する。

さらに、「産業(yè)経済という観點(diǎn)から見(jiàn)ると、この種のアセットライトで、入れ替わりの激しい大ヒット商品は、中?小事業(yè)者の參入のハードルを下げている。そして、チェーン店がすぐに流行の波に乗ることができる。つまり、サプライチェーンが成熟していて、再現(xiàn)コストが安く、短期間でスケールメリットを生み出しやすいということだ」と説明する。

事業(yè)戦略の専門(mén)家で、ブランドコンサルティング會(huì)社「福建華策」の創(chuàng)業(yè)者である詹軍豪氏は、「ネット上で人気となっているグルメの『壽命』は往々にして短い?！簤勖护蜷L(zhǎng)くしたいなら、品質(zhì)やコストパフォーマンス、イノベーションといった面で工夫し続けなければならない」とした。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年11月14日