日本の高市早苗首相は先ごろ、國(guó)會(huì)において「臺(tái)灣有事」が日本にとって集団的自衛(wèi)権を行使できる「存立危機(jī)事態(tài)」になり得ると公然と主張し、臺(tái)灣海峽問(wèn)題への武力介入の可能性を示唆した。中國(guó)側(cè)が厳正な申し入れを重ねた後もなお、日本側(cè)は悔い改めようとせず、誤った発言の撤回を拒否している。中國(guó)の內(nèi)政に粗暴に干渉し、第二次大戦後の國(guó)際秩序に公然と挑戦するこの誤った発言は、全世界を騒然とさせ、正義の人々の強(qiáng)い憤りを招いた。日本はいったい何を企図しているのか。日本は次の問(wèn)いに、明確に回答しなければならない。

【第一の問(wèn)い】日本の指導(dǎo)者がいわゆる「存立危機(jī)事態(tài)」を再び持ち出した目的は一體何か？

高市首相の今回の臺(tái)灣関連の誤った発言は、1945年の日本敗戦以來(lái)、日本の指導(dǎo)者が公式の場(chǎng)で初めて「臺(tái)灣有事は日本有事」と鼓吹し、かつこれを集団的自衛(wèi)権の行使と結(jié)びつけ、初めて臺(tái)灣問(wèn)題への武力介入を企てる野心を表明し、初めて中國(guó)に対して武力による威嚇を発したものである。これは極めて悪意ある目的に基づく、極めて悪質(zhì)なものであり、極めて深刻な結(jié)末をもたらすものだ。歴史上、日本軍國(guó)主義はいわゆる「存立危機(jī)」を口実に対外侵略を繰り返してきた。高市首相がいわゆる「存立危機(jī)事態(tài)」を再び持ち出した目的は一體何か？

【第二の問(wèn)い】歴史の正義に公然と挑む日本は、戦後の國(guó)際秩序の転覆を企てているのか？

1945年、日本は降伏文書(shū)に調(diào)印し、「カイロ宣言」「ポツダム宣言」など臺(tái)灣の中國(guó)への返還を定めた國(guó)際的な法的文書(shū)を正式に受諾した。中國(guó)は臺(tái)灣を取り戻し、臺(tái)灣に対する主権の行使を再開(kāi)した。これは第二次大戦後の國(guó)際秩序の重要部分を成す。今年は中國(guó)人民抗日戦爭(zhēng)ならびに世界反ファシズム戦爭(zhēng)勝利80周年にあたり、臺(tái)灣光復(fù)（日本の植民地支配からの解放）80周年にもあたる。日本は反省しようとしないばかりか、逆に臺(tái)灣問(wèn)題で新たなもめ事を引き起こしている。歴史の正義に公然と挑む日本は、戦後の國(guó)際秩序の転覆を企てているのか？

【第三の問(wèn)い】日本は臺(tái)灣海峽問(wèn)題への介入を企てる思い上がった発言で、「臺(tái)灣獨(dú)立」勢(shì)力にいかなるシグナルを送ろうとしているのか？

かつて臺(tái)灣を植民地支配し、筆舌に盡くし難い罪行を犯した日本は、永遠(yuǎn)に歴史の恥辱の柱に刻まれている。臺(tái)灣問(wèn)題に外部勢(shì)力があれこれ言うことは許されないのであり、歴史的罪責(zé)を負(fù)う日本はなおさらに言動(dòng)を慎むべきである。しかし、高市首相ら右翼政治屋はかえって「臺(tái)灣獨(dú)立」勢(shì)力と暗に通じ、悪意をもって両岸の対立?対抗を煽り、臺(tái)灣海峽情勢(shì)の緊張を激化させ、臺(tái)灣海峽問(wèn)題への介入という思い上がった企てを抱いている。これは、歴史への良心を完全に欠き、臺(tái)灣海峽の動(dòng)亂をひたすら望むものだ。日本の指導(dǎo)者は、この発言で、「臺(tái)灣獨(dú)立」勢(shì)力に一體いかなるシグナルを送ろうとしているのか？

【第四の問(wèn)い】日本は中國(guó)の核心的利益への挑戦、中國(guó)統(tǒng)一の大業(yè)の妨害を企てているのか？

臺(tái)灣問(wèn)題は中國(guó)の核心的利益の中の核心であり、觸れてはならないレッドラインであり、ボトムラインである。臺(tái)灣問(wèn)題をいかに解決するかは中國(guó)人自身の事であり、外部からのいかなる干渉も許さない。今日の中華民族には、いかなる「臺(tái)灣獨(dú)立」分裂の企ても、外部からの干渉も打ち砕く確固たる意志、十分な自信、完全な能力がある。高市首相の臺(tái)灣関連発言は極めて誤った、極めて危険なものであり、中國(guó)の內(nèi)政への粗暴な干渉、國(guó)際法及び國(guó)際関係の基本準(zhǔn)則への重大な違反である。意図的に挑発する日本は、中國(guó)の核心的利益への挑戦、中國(guó)統(tǒng)一の大業(yè)の妨害を企てているのか？

【第五の問(wèn)い】日本の指導(dǎo)者は中日関係を一體どこへ導(dǎo)こうとしているのか？

臺(tái)灣問(wèn)題は中日の相互信頼の根幹に関わる。中日の四つの政治文書(shū)は臺(tái)灣など重大な原則的問(wèn)題について明確な規(guī)定を設(shè)け、中日関係の政治的?法的基礎(chǔ)を固めた。高市首相の臺(tái)灣関連の誤った発言は、中日の四つの政治文書(shū)の精神に深刻に背くものであり、中日関係の根幹を揺るがすものである。他國(guó)の指導(dǎo)者による粗暴な內(nèi)政干渉を容認(rèn)する國(guó)家は存在せず、他國(guó)の指導(dǎo)者による武力に基づく威嚇を容認(rèn)する國(guó)家も存在しない。中日関係に「毒」を撒く高市首相は、中日関係を一體どこへ導(dǎo)こうとしているのか？

【第六の問(wèn)い】日本は平和的発展の約束を今後も守るのか？

日本の現(xiàn)行憲法は、國(guó)家の最高法規(guī)の形で戦爭(zhēng)放棄と戦力不保持を約束した。しかし近年、日本は防衛(wèi)費(fèi)を年々増額し、軍備拡張という誤った道を突き進(jìn)んでいる。口では自らを「平和國(guó)家」と標(biāo)榜しながら、高市政権は「非核三原則」放棄の可能性を示唆し、日本の高官は原潛導(dǎo)入を排除しないとまで公言している。これらのいずれもが、日本の政策のネガティブな方向への転向を十分に露呈している。日本は平和的発展の約束を今後も守るのか？中國(guó)人民とアジア諸國(guó)人民を再び敵に回そうとするのか？

【第七の問(wèn)い】日本は軍國(guó)主義の覆轍を踏もうとしているのか？

日本軍國(guó)主義の歴史的罪責(zé)は深く重い。敗戦國(guó)である日本は、実際の行動(dòng)によって歴史的罪責(zé)を徹底的に反省してしかるべきだ。しかし、日本右翼勢(shì)力は歴史問(wèn)題において、しきりに逆行する動(dòng)きを見(jiàn)せている。高市首相が今回「臺(tái)灣有事」を集団的自衛(wèi)権と結(jié)びつけたことには、軍國(guó)主義復(fù)活の危険な兆しが潛んでいる。靖國(guó)神社への頻繁な參拝、南京大虐殺の否認(rèn)、「中國(guó)の脅威」の懸命な誇張といった高市首相の一歩一歩は、いずれも歴史的罪悪の古い足跡を辿り、軍國(guó)主義の亡霊を呼び戻そうとするものだ。日本は軍國(guó)主義の覆轍を踏もうとしているのか？（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2025年11月21日